学生時代からの付き合いである升麻と藤。同棲を始めて早2ヶ月。お互い生活スタイルが異なるため、なかなか生活リズムが合わないながらも、なんだかんだと楽しく暮らしている。帰りを待ってくれる人がいることに喜びを感じたり、ささいな変化にときめいたり… 同棲ゆえのふとした幸せな瞬間を織りなす2人だけど…?
大学生の洋太(ようた)はある日、家事代行サービス会社を経営する母から呼び出される。諸事情で遠出した祖母に代わり、「条件」に当てはまる洋太に、とある客の家事代行をしてほしいのだという。緊張しながら依頼主である音楽家・沙月(さつき)の家に向かい家事をこなすと、細やかな仕事ぶりを気に入られる。祖母が戻るまで彼の家に通うことになった洋太は、作ったご飯を美味しく食べ、優しい言葉をかけてくれる沙月に会える日が少しずつ楽しみになっていく。そんな彼の家で働く条件は、「絶対に俺のことを好きにならない人」で── ※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。
大学生の洋太はある日、家事代行サービス会社を経営する母に呼び出される。「条件」に当てはまるのが洋太しかいないと言われ、緊張しながら依頼主の家に向かうと、マイペースそうな音楽家・沙月に迎えいれられる。部屋の掃除と料理を任され上手く働けるか不安に思うも、沙月は洋太の働きっぷりを褒めてくれて…。※本電子書籍は『mimosa vol.13』収録の「カランドカラメル 第一話」と同じ内容です。
「二度目の恋」なんてすると思ってなかった。過労がたたり雪道で倒れてしまった高校教諭の美晴を助けてくれたのは、タトゥースタジオの店長・嵐だった。初めて見るタトゥーに驚いた美晴は嵐に対して思わず失礼な反応をしてしまう。後日改めてお礼を伝えに店へ行くと、嵐は仕事で多忙な美晴のことを優しく気遣ってくれた。同い年ということもあり少しずつ仲良くなる中で嵐に惹かれていく美晴。だけど同時に、小さな違和感を抱いて── ※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。
疲労のせいで倒れてしまった高校教師の美晴。目が覚めるとそこは見知らぬ部屋だった。助けてくれた嵐という男性はタトゥースタジオの店長で、腕にタトゥーが入っていた。初めて見るタトゥーに驚いた美晴は、思わず失礼な態度をとってしまう。後日改めてお礼を言いにお店に行くと、仕事で忙しい美晴を嵐は優しく気遣ってくれた。 ※本電子書籍は『mimosa vol.6』収録の「カム トゥ ハンド 前編」と同じ内容です。