先月の新刊を語る会 【2020年3月発売新刊漫画】4/18開催
新谷シンヤ
スピーシーズドメイン 12 野呂俊介
彼女と彼氏の明るい未来 2 谷口菜津子
珊瑚と人魚 4 ninikumi
天を射る 6 飛松良輔/西荻弓絵
はっぴーえんど 9 魚戸おさむ
**続刊**
かげきしょうじょ!! 9 斉木久美子
ブルーピリオド 7 山口 つばさ
乙女怪獣キャラメリゼ 4 蒼木スピカ
ゴールデンカムイ21 野田サトル
エルフさんは痩せられない 6 シネクドキ
令和はなまる学園 2 ことぶき
コロッケ!LBver. 樫本学ヴ
チェンソーマン 6 藤本タツキ
カラーレス 2 KENT
ミタマセキュ霊ティ 2 鳩胸つるん
上野さんは不器用 7 tugeneko
はしっこアンサンブル 4 木尾士目
お迎えに上がりました。 2 ~国土交通省国土政策局 幽冥推進課~ 桜井みわ
転生賢者の異世界ライフ~第二の職業を得て、世界最強になりました~ 7 彭傑
ダブル 2 野田彩子
阿・吽 11 おかざき真里
ダンス・ダンス・ダンスール 16 ジョージ朝倉
チェンジザワールド―今日から殺人鬼― 4 神崎裕也
百合と声と風纏い 2 蓮冥
呪術廻戦 10 芥見下々
プレイボール2 8 コージィ城倉
ハイキュー!! 42 古舘春一
DAYS 37 安田剛士
魔女と野獣 6 佐竹幸典
ユグドラシルバー 2 からあげたろう
君のお母さんを僕に下さい!2 田澤裕
ノー・ガンズ・ライフ 10 カラスマタスク
ドラフトキング 4 クロマツテツロウ
保安官エヴァンスの嘘 11 栗山ミヅキ
カフェでカフィを 3 ヨコイエミ
金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿 8 船津紳平
金田一37歳の事件簿 6 天樹征丸 /さとうふみや
東京城址女子高生 3 山田果苗
放課後ていぼう日誌 6 小坂泰之
はるかなレシーブ 9 如意自在
フラジャイル 17 恵三朗/草水敏
ぽんこつポン子 4 矢寺圭太
舞妓さんちのまかないさん 13 小山愛子
昭和オトメ御伽噺 4 桐丘さな
ドラフトキング 4 クロマツ テツロウ
秘密のレプタイルズ 9 鯨川リョウ
血と灰の女王 10 バコハジメ
写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 2 会田薫
キン肉マン 70 ゆでたまご
見える子ちゃん 3 泉朝樹
アルマ 2 三都慎司
BADON 2 オノ・ナツメ
伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常 3 えすとえむ
すべての人類を破壊する。それらは再生できない。4 横田卓馬 /伊瀬 勝良
じしょへん 3 久木 ゆづる
おとなになっても 2 志村貴子
蜘蛛ですが、なにか? 8 かかし朝浩
月とすっぴん 2 アケガタユウ
可愛いだけじゃない式守さん 4 真木蛍五
SHAMAN KING レッドクリムゾン 4 武井宏之/ジェット草村
通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー 3 おつじ
メタモルフォーゼの縁側 4 鶴谷香央理
君は春に目を醒ます 5 縞あさと
約束のネバーランド 18 出水ぽすか/白井カイウ
ヒマチの嬢王 5 茅原クレセ
ブルーロック 8 金城宗幸 / ノ村優介
群青にサイレン 11 桃栗みかん
ランウェイで笑って 15 猪ノ谷言葉
鬼灯の冷徹 30 江口夏実
鬼灯の冷徹、落書き帳 江口夏実
パレス・メイヂ番外編~陛下のプロトコール~ 久世番子
**海外マンガ**
AEON-アエオン- アンジェラ・ヴィアネッロ(イタリア)
https://www.euromanga.jp/news/news-1670/
【今月4月発売漫画】
忍者と極道 1 近藤信輔
パリピ孔明 1 四葉夕卜/小川亮
月と金のシャングリラ 1 蔵西
クワトロバッテリー 1 高嶋栄充
まくむすび 4 保谷伸
【その他話題に出た漫画】
おとなりに銀河 雨隠ギド
風光る 渡辺多恵子
マザー 江戸川治
Two sides of the same coin 上下 西本 ろう
拡散的エモーション ぱげらった
ネバーグッドイナフ 1 CTK
ミスターズ~私の町のおじさんたち~ 1 飛田 漱
あした死ぬには、 雁 須磨子
ボールルームへようこそ 竹内 友
物質たちの夢 八木ナガハル
花びらパズル 真夏日ずる
異世界ちゃんこ 横綱目前に召喚されたんだが 4林ふみの
僕はまだ野球を知らない 5 西餅
リボーンの棋士 5 鍋倉夫
マチネとソワレ 7 大須賀めぐみ
Shrink~精神科医ヨワイ~ 2 七海仁/月子
木根さんの1人でキネマ 7 アサイ
ぼっち・ざ・ろっく! 2 はまじあき
三原順 ALL Color Works 三原順
表紙からもコメディ作品だということは何となく感じ取れるが、実際に中身を読むと表紙の印象からは若干異なる印象を受ける。 舞台は中近世のような雰囲気の架空の世界。コメディ7日と思いきやしっかり雰囲気のある世界観なのでちょっと身構えてしまう。まぁすぐにその身構えは無駄だったと気付かされるのだが。 主人公は喫茶店の看板娘のアリカ。彼女が迷子の弟を探しに立ち入り禁止の森に入り、そこで吸血鬼を名乗る男・ディーヴォと出会うところから物語が始まるのだが、ここでちょっと変わった設定が2つ。 ①ディーヴォはどうやら記憶喪失で、「自分が吸血鬼だ」ということ以外覚えてないらしい。そして記憶喪失のせいなのか、ニンニクを普通に食べたり、鏡で自分の姿を確認したり、天然で吸血鬼の禁忌を踏み抜いていく。 こう見ると、創作物としての吸血鬼をメタ的に扱ったコメディにも見える。が、次の2つ目の設定が問題。 ②主人公のアリカは吸血鬼という存在がめっちゃ好き。 どれくらい好きかというと、自分がモデルがヒロインで吸血鬼と恋する自作小説を書いて本棚の後ろに隠してるくらい。ちなみに一応この世界でも吸血鬼は架空の存在と考えられているらしい。 そんなアリカなのでディーヴォと出会った時の興奮は想像に難くない。しかしながらディーヴォは夢見ていた吸血鬼とはかけ離れていて… つまりこの作品、現代に無理やり照らし合わせると、「夢小説を書くくらい好きだった推しが目の前に現れたが、推しが想像と全然違って残念な感じだった」という作品なのです! (個人の解釈です) そして推しが残念だったと知ったアリカがはディーヴォを自分の理想の吸血鬼へと仕立て上げようと突き進み、どんどんハチャメチャな方向へと進んでゆく、という果てしなく業の深い作品でもあるのです…。 1巻まで読了。