両親がいなくなってから有紗は頼れる兄・君人と二人きりで暮らしてきた。ある日、美術の授業でケガをした有紗の指を憧れの先輩・怜司はその血をペロリと舐めると怪しく微笑む。その指を見るやいなや、突然豹変し迫ってくる兄。「お兄…ちゃん…」「違うだろ?」と強引にキス、そして愛撫…。そして有紗のノド元には兄の牙が迫る。密かに慕ってきた兄からの愛撫から逃れられず、快感を感じてしまう有紗…。吸血鬼の兄との禁断の恋に揺れる、有紗の運命は…?