工場で働く三好マキ(26歳)は「会食恐怖症」と呼ばれる、 人前で食事が出来ないという人に理解されにくい悩みを抱えていた。 説明が難しいのと面倒くさいため、 何かと他に理由を付けて他人と食事をする機会を避けてきたのだが そのせいで他人と自分の間に引かざるを得ない一線を 意識せざるを得ない日々を送ってきたのだった。 そんなマキとマキを囲む人々の暮らしを浦部はいむが優しい視線で描く特別読切!
ある日職場で同僚の松永さんにピアッシングを頼まれた乙黒は 特になんの感情もなく松永さんの耳に穴を開けるのだが その行為自体に異常に興奮してしまい、松永さんに対して体験したことのない執着を持ってしまう。 「松永さんのもう片方の耳にも穴を開けたい…!」 自分がおかしくなってしまったのではないかという恐怖と共に乙黒の悶々とした日々が始まる。 人になかなか打ち明けられない自分の欲望との向き合いを描く浦部はいむの中編読切第二弾!!