マガツを祓うことを生業にし、地位と財を築いてきた日ノ咲家。主人公、莉子は日ノ咲家の長女として産まれてきたにも関わらず、マガツを祓うことの出来ない落ちこぼれだった。一族きっての神童と名高い妹・瑠莉からはストレス発散の道具にされ、使用人にすら馬鹿にされる日々。そんな莉子が初めて役に立つ日が来る。それは『あやかしの長に捧げる花嫁』という名目の、生贄だった。醜く残酷だと噂されるあやかしの長。しかし、嫁いだ先で出会ったのは、満月のように美しく妖艶なあやかしだった。あやかしの長である蘇芳が莉子に隠している想いとは──。
「アンタが悪い子だからこうなるんだよ」母は、私を『娘』と思っていなかった。――彼氏がいるのに浮気、部内に穴兄弟20人、楽器も弾けないのに音研所属のサークルクラッシャー… 主人公・はるなは、どうしてメンヘラビッチになってしまったのか? 原因は毒親の母だった…! 妹だけを可愛がり、言葉の暴力ではるなをサンドバッグのように滅多打ちする毎日… 何故母は実の娘をイジメるのか… その意外な理由とは! ――『うちの母は大丈夫』『私は娘を愛している』本当ですか? もしかしてあなたの母やあなた自身も毒親かもしれない…