「一度失くなっちゃうとさ、何があったか思い出せないよね」念願の一人暮らしを始めた矢先、突如、異母妹の3人との同居を迫られた日向和平・28歳。未知なる生き物達との同居はトラブルだらけで…?小さな家族未満の4人が織りなす、「ただいま」から「いってきます」までの物語。
『ハルとアオのお弁当箱』のまちたが描く、人と神と物の怪が一緒に暮らす、ほのぼのあたたかい不思議な日常!ホラー作家の西春紀奈は祖母が他界して空き家になった家に引っ越すが、次々に不可解な現象に見舞われる。実はこの家は幽霊、物の怪の類の通り道だった!?そこで神様を名乗る青年と出会い半ば強引に同居するはめになるが、神饌として出されたおむすびの美味さに衝撃を受けたり、はちみつ入りのホットミルクに感動したり、「寝る」の意味が分からず頭を悩ませたり、人間世界での初体験に戸惑いながらも無邪気に楽しむ神様の微笑ましい姿は、紀奈の日常に大きな変化をもたらしていく。
おいしいコーヒーとパウンドケーキ、人柄のよい店長、ゆるくて居心地の良い店内…。理想のカフェで働く月潟くんにはひとつだけ苦手なものがあった。それは極度の人見知りな店長の娘。面倒を嫌っていた月潟だが、店長のギックリ腰による入院で娘の羽子とお店を任されることになり…!?
ひとりで食べてるのにひとりじゃない。誰かが作ってくれたから、お弁当は今日も温かい。オタク女子のハルは、いつもは平気なのにふとしたある日、彼女を憐れむ世間の目に落ち込んでしまう。そんな時に出会ったオネエの蒼くんとハルは意気投合し、勢いで同居をすることに。だが、同居のルールはお弁当を作り合うことで…!? 「おはようとかおやすみとか」のまちたが贈る優しくて心温まる、手のひらサイズの往復書簡!