・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ここ数年で打ち切りにガッカリした漫画といえばこれかもしれません。映画監督として落ちこぼれだった主人公のキナコがひょんなことからAVを撮ることになる話です。女性がAV監督になる話だと聞くと身構えてしまう方もいるかもしれませんが、女性らしいエロスとか官能の話ではありません。色気よりもコメディ重視の作品だと私は思っているので、男女共にオススメです!! ・特に好きなところは? 撮影クルーの味噌原さんが代役として男優になる展開が面白すぎるし、最終的に超スペクタクルなAVが完成するところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 完結3巻が出ていない&作者さんがnoteとKindleで続編を描くとおっしゃっていたけど、あれからどうなったんだろう。どこかで移籍連載してくれたら一番いいのにな〜。
短いながらも心の奥深くに刺さる作品だった。とぼけた調子の絵柄でサクサク進んでいくから油断してたわ。ラストで見せた彼の葛藤に泣きそうになった。人は出会いや環境によって良くも悪くも変わっていく生き物だ。いい出会いは人を前向きにし、生きる力を与えてくれる。それは紛れもない事実だ。しかし長年抱えてきた苦しみや劣等感は、そう簡単にほどけるものでは無いのだろう。 …ところで、総統のバックボーンが気になるんだが…スピンオフやってくれないかな(笑)
※ネタバレを含むクチコミです。
よく練られた構成に唸らされた作品だった。地獄の『賽の河原』で石を積む主人公の視点から始まり、母との出来事を経て、『河原』で別れるというとこからして、堪らない。 泥酔したおかあさんが欄干を歩くシーンも上手い!の一言。青春期のどうしようもなさを引きずって、大人こどものようになってしまったおかあさんが危ういところから落ちる、という『ライ麦畑でつかまえて』の場面を彷彿させる描き方がされている。 さらに見逃せないのは、その時にお金を落としてしまっているところ。恐らく三途の川を意識しているのだろう。地獄に金は持っていけない。まさに此岸と彼岸の境。それが二人のいる、この川であり、ラストの岸辺なのだ。だから主人公はおかあさんを地獄へ連れて行こうか迷う。 けれど「ずっとあたしのとこにいなよ」。この一言で生きる世界が違うことを知り、同時に「元気にやってます」と云えるくらい主人公は救われた。いい作品だった。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ここ数年で打ち切りにガッカリした漫画といえばこれかもしれません。映画監督として落ちこぼれだった主人公のキナコがひょんなことからAVを撮ることになる話です。女性がAV監督になる話だと聞くと身構えてしまう方もいるかもしれませんが、女性らしいエロスとか官能の話ではありません。色気よりもコメディ重視の作品だと私は思っているので、男女共にオススメです!! ・特に好きなところは? 撮影クルーの味噌原さんが代役として男優になる展開が面白すぎるし、最終的に超スペクタクルなAVが完成するところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 完結3巻が出ていない&作者さんがnoteとKindleで続編を描くとおっしゃっていたけど、あれからどうなったんだろう。どこかで移籍連載してくれたら一番いいのにな〜。