須藤真澄さんの描く作品を読むとどんな作品でも"心の旅"をした気持ちになります 世界観、絵柄、画面の細部のこだわり美しさは果てしないです 私はこのアクアリウムを 『須藤真澄が描く物語の心震える要素をぎゅーーーーーっと濃縮して 宝物のような一冊なので誰かにプレゼントしたい物語』 と思っています そんな気持ちでクチコミを書いています 主人公もっこはお魚大好き少女 ちょっとお魚が大好きすぎるかもしれない…ある能力があるのです そんな彼女を取り巻く全ての人間も魚も魅力的です 生きるってなんだろう、死ぬってなんなのかなみたいなものを感じながら そういえば人間の祖先は"水"から生まれたんだっけ…そんな気持ちになりながら 読んでいるとじわっと涙も出そうになりますが 最後なんだか底抜けに明るい気持ちになります (ネタバレしないクチコミにしようと思ったら感情だけの文章になってしまいました) それにしても画面がやっぱり美しすぎる! 吹き出し位置からますび先生特有の線は丁寧の真骨頂 一つ一つが本当に綺麗です それだけでも見て居てほえーっとため息でます …読み終わった後は、壮大な自己肯定感を頂けた気持ちになります よし明日もがんばろう (そういえば映画化しているのですが…そちらはどうなのでしょうか)
不思議な市松人形「いちま」 市松人形といえば髪が伸びてホラーに…!? という事は全く無く普通に話すし普通に考える…いやちょっと変わった考え(野望)を持つ乙女人形です。 彼女の野望を叶えるために主人公はてんやわんや…!その野望とは…!? なんて 読んでみると、とにかく可愛くて楽しくて 着せ替え人形、おしゃれ、お裁縫… 「女の子っていいな。楽しいな」 やわらかくてあったかい じんわりした懐かしい宝物をプレゼントされたような気持ちになります。 ほろほろしたエピソードに胸がぎゅっとします 須藤真澄作品は、細部まで丁寧な画面で、独特のタッチも最高です! 全画面美しい…華やかで繊細です。 個人的にはフキダシと枠線がくっついてる(?)繋がってるのが凄く細かくて大好きです!あれは手間がかかりますよ…!
ちょっとだけ色々壊しがちな癖のある主人公が七つの角がある地図を片手に 小さな世界を大きく探検する物語 『おさんぽ大王』『アクアリウム』『ゆず』等の作者須藤真澄先生の描く 丁寧な世界丁寧な線画がとにかく可愛くて綺麗 味のあるキャラクターに見た後なんだか癒される 新しい発見や不思議は遠くにばかりあるわけでは無いんだなと気づく コロナ禍の今も通ずるものがあるじんわりした一冊 個人的には須藤先生にしては珍しい失恋女子のお話が好きです
水槽の中の生き物と会話ができる力を持つ少女・もっことその叔母・しずかが主人公。特別メルヘンチックなストーリーでもなく、その能力があるからといって何か大きなことが出来るわけではないんだけど、「生まれ変わり」とか「輪廻転生」を信じたくなるような、子供時代に置いてきてしまった想像力を取り戻したくなるような気持ちを、もっこという少女の成長を通じて、もらったような、そんな読後感です。なんでここで?というところで泣きそうになってしまった。 多分読んだ人は全員水族館に行きたくなるし、部屋に水槽を置きたくなる。
ますび先生もO村編集長(現編集総長)も五十路。というのは良いのですが、初日からぎっくり腰はやばいですよ!笑 副編の青木さんも途中でお腹壊してるし、先が思いやられる感満載で、それでも立派に第1話として成り立ってるのがさすが。 そんな感じなので、浦和がどんな街なのかがほとんど頭に入ってこなかったです。
ゆずーーーーーーーッ!!!泣 泣くとわかって読んだけど…あ〜泣いた。猫飼いじゃないのに。 猫は飼ったことないけど飼い犬を過去に2匹亡くした経験者として共感の嵐。亡くなる瞬間に立ち会えなかったというところまで同じ。 こんなにも後悔することが人生であるのか?というほど後悔したけど、いつ死ぬかとかわからなかったからしょうがない。それに、もうすぐお迎え来るかな、とある程度覚悟したところから意外と(?)頑張ってくれたりするから… 火葬場でちょっとヤバい人になっちゃってるくだりは笑った。自分は、骨になった自分の犬を見た時はかなり冷静だったというかなんか「もうそこに犬はいない」と思ったので、著者のように骨と灰全部持って帰って自分らで分別するという発想はなかった。笑 ペットを亡くした悲しみは、ペットでしか癒せないと思う。著者はゆずが亡くなった数ヶ月後に子猫を2匹迎えたのを少し申し訳なく思っていたけど、そういう人は絶対にペットのことを幸せにできるし、やっぱり無償の愛を捧げられる対象が身近に居る生活は最高に幸せだと思います。
※ネタバレを含むクチコミです。
須藤真澄さんの描く作品を読むとどんな作品でも"心の旅"をした気持ちになります 世界観、絵柄、画面の細部のこだわり美しさは果てしないです 私はこのアクアリウムを 『須藤真澄が描く物語の心震える要素をぎゅーーーーーっと濃縮して 宝物のような一冊なので誰かにプレゼントしたい物語』 と思っています そんな気持ちでクチコミを書いています 主人公もっこはお魚大好き少女 ちょっとお魚が大好きすぎるかもしれない…ある能力があるのです そんな彼女を取り巻く全ての人間も魚も魅力的です 生きるってなんだろう、死ぬってなんなのかなみたいなものを感じながら そういえば人間の祖先は"水"から生まれたんだっけ…そんな気持ちになりながら 読んでいるとじわっと涙も出そうになりますが 最後なんだか底抜けに明るい気持ちになります (ネタバレしないクチコミにしようと思ったら感情だけの文章になってしまいました) それにしても画面がやっぱり美しすぎる! 吹き出し位置からますび先生特有の線は丁寧の真骨頂 一つ一つが本当に綺麗です それだけでも見て居てほえーっとため息でます …読み終わった後は、壮大な自己肯定感を頂けた気持ちになります よし明日もがんばろう (そういえば映画化しているのですが…そちらはどうなのでしょうか)