生活の気付きを漫画にするのが上手い。そしてそれを正反対な性格の女2人の関係性に落とし込むのも上手い…。 今ではTwitter漫画界の王となった作者。
ゆるーい、のほほんとしたスチューデントライフ。 くだらない発見を意味があるように見せかけて意味をもたせずただ過ごす感じが面白い。 新しい百合としてもイイ。 2巻はなんとフルカラーだった。電子書籍だけだったりする?
だらしないゆう子としっかり者の佐々木のお話。 冬は下半身がこたつになるし、部屋が汚くても死にはしないし、ひとつくらい電球が切れててもそんなに困らない。 ゆう子めちゃくちゃわかるよ〜でも佐々木みたいなひとも結構いそうだな〜 って感じでゆるく楽しめます。 正反対でお互いのすることになんやかんや言い合う2人だけど、不思議と居心地が良さそうで微笑ましいです。 雑な人・雑じゃない人あるあるを楽しむ漫画かと思っていたけど、最後まで読んだら2人の友情にグッときてしまいましたね。 ゆるい絵柄にゆるいストーリーなのに、ゆう子と佐々木の関係性が尊い!
「とくにない」を「とくにある」と言い換えたこのタイトルがすでによい。 主人公ふたりが通う学校は誰が見てもどっかおかしいんですが、同じおかしいでもスルーしたりビビったりするんじゃなくて、変なのあはは~と面白がれる感性があれば何でも楽しめるんですね。毎日楽しそう。 個人的には4話の「会話の量に10倍くらい差があるさゆちゃんとみりちゃん」の回がお気に入りです。 https://viewer.heros-web.com/episode/3269632237305675107 もしかすると連載終わってるのか、更新が止まってる…? それだけ気になる。
笑えるポイントを振りかぶらずにスッと入れてくるから抵抗感なくふふっと笑ってしまうゆるい青春学園漫画。 かなり変なことが起きてるんだけど、穏やかなテンションときつすぎないツッコミのおかげかちょっと変だよねくらいのものになってたりする。 学校ってなんでもできる場所なのかー。 ……そうなのかー!? 1話も短くて読みやすい。 https://viewer.heros-web.com/episode/3269632237305675090
主人公・ゆう子の生活はたしかに雑ではあるんですが、個人的には親しみがわきます。自分が快適に暮らすためにたどり着いた結果だと思えば、雑でも彼女が幸せならそれでいいんじゃない?という気持ちに。 友人の佐々木(雑じゃない)も、ゆう子の雑さに文句を言ったりもするけど、楽しそうに雑な生活を送るゆう子を全否定したりしないし、それなりに尊重しているバランスの良い関係が読んでいてほっこり。 ハロウィンの仮装で、何かしらのキャラになるだろうといってパーカーを雑に重ね着するアイデアは、普通にいいなと思いました。
まさかのシールの赤ちゃんの漫画! 可愛い ほっこり なんとなく読んでいいな、ってなりました
社畜だったことはない(と思っている)けれど、読んでてちょっとしんどかった。上司もほんとに怖く描かれているし。似たような経験しててトラウマがある人にはおすすめできないかも知れない。 ただ設定として、ほんとに精神がヤバいという状況に陥るたびに、脳内に別人格が現れるシステムは単純に面白いので、自分はコメディとして楽しめました。 人格は女子小学生だったり、ハルクみたいな筋肉超人だったり、おじさん考古学者に苦行僧、野球少年。彼らの存在が張り詰める緊張をゆるくしてくれていたので、主人公も読者の自分も最後まで頑張れた。 最後、まあ無事に?会社を辞めた2年後、先に辞めた先輩に「まともな会社に勤められたんだ」と言われて「はい」と返事した時に手ぶらにスーツだったのがめちゃめちゃ気になった。 どんな会社に入ったとか描かれてなかったけど大丈夫かな?笑
木なんてダサいから、かっこいいものにしがみつきたい。そう思った思春期のコアラは、とにかくかっこいいものを探し続ける。 道路標識から始まり、街灯、神社の鈴の綱など、いろいろ探してみるけどどれも「かっこいい」じゃない。 そんなコアラが森を出て、都会に足を踏み入れたとき、あることに気づく…。 動物しか出てこないし、絵本のような印象ですが、思春期あるあるが良く表現されているので、人によっては黒歴史が蘇ったりするかも知れないですね。 ちなみにこの思春期コアラくんの理想のしがみつくものはこれみたいです。笑
生活の気付きを漫画にするのが上手い。そしてそれを正反対な性格の女2人の関係性に落とし込むのも上手い…。 今ではTwitter漫画界の王となった作者。