先月の新刊を語る会【2019年4月発売新刊漫画】中澤泉汰 『ぽんぽこ書房 小説玉石編集部』川崎昌平 『アルテミスの爪紅』犬童千絵 『ボス、俺を使ってくれないか?』富士屋カツヒト/中溝康隆 『マンガに、編集って必要ですか?』(1)青木U平 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』太田垣康男/矢立肇 『少女のスカートはよくゆれる』岡藤真依 漫画アクション2019年No.9『気分はもう戦争3(だったかも知れない)』大友克洋/矢作俊彦 ビッグコミックスペリオール2019年9号『五月に隕石、六月には京都』安彦晴(読切)、『筆とあいつがいればいい。』中田アミノ(新連載) 『Levius 新装版』(1)中田春彌 『野良猫と便利屋』乙津きみ子 『か「」く「」し「」ご「」と「』(1)二駅ずい/住野よる 『マリエル・クララックの婚約(コミック版)』(1)アラスカぱん/桃春花 『惑星クローゼット』(3)つばな 『ギャルと恐竜』(1)森もり子/トミムラコタ 『悪魔のメムメムちゃん』(7)四谷啓太郎 『さんかく窓の外側は夜』(7)ヤマシタトモコ 『岩本ナオ 古今東西しごと集』岩本ナオ 『幼女社長』(1)藤井おでこ 『作者の画力が足りない。』次見やをら 『あげものブルース』本秀康 『王様ランキング』十日草輔 『琥珀の夢で酔いましょう』(1)依田温/村野真朱 『手塚治虫アシスタントの食卓』堀田あきお&かよ 『絶対BLになる世界 VS 絶対BLになりたくない男』(1)紺吉 『邪剣さんはすぐブレる』(1)飛田ニキイチ 『ひょうひょう』ネルノダイスキ 『KILLER APE』(2)河部真道 『漫画家しながらツアーナースしています。』(1)明 『センコウガール』(1〜5)永井三郎 『好奇心は女子高生を殺す』(2)高橋聖一 『開演のベルでおやすみ』(1)今越章了 『ゴールデン・エイジ』(1)庄司陽子 『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』(2) 荒井ママレ/富野浩充 『甲冑武闘』久慈光久 『ここは今から倫理です。』(3)雨瀬シオリ 『児玉まりあ文学集成』(1)三島芳治 『あーとかうーしか言えない』(1)近藤笑真 『サーチアンドデストロイ』(1)カネコアツシ/手塚治虫 『乾と巽―ザバイカル戦記―』(1)安彦良和 『僕はまだ野球を知らない』(4)西餅 『ブレイズ・ソー・エッジ』(1)吐兎モノロブ 『オオカミライズ』(1)伊藤悠 『灼熱カバディ』(11)武蔵野創 『ぴっかり職業訓練中』(1)野村宗弘 『天を射る』(1)西荻弓絵/飛松良輔 『タピシエール 椅子張り職人ツバメさん』関根美有 『乙女文藝ハッカソン』(2)山田しいた 『サラダボウル』(1)きぃやん 『DEATH BALL(デスボール)』ホビージャパン/水田ケンジ 『見える子ちゃん』(1)泉朝樹 『大阪環状結界都市』(2)白井弓子 『明日クビになりそう』(1) サレンダー橋本 ※2018/08/27発売 『イチゴーイチハチ!』(7)相田裕 『どろろと百鬼丸伝』(1) 手塚治虫/士貴智志 『化物語』(5)大暮維人/西尾維新 『毒百合乙女童話』ヨシジマシウ 『女戦士ってモテないんです!』(1)タイジロウ 『シオンの庭』水島ライカ 『津軽先輩の青森めじゃ飯!』(1)仁山渓太郎 『ひとりぼっちで恋をしてみた』(1)田川とまた 『White Lilies in Love 花香るとき、貴方は。 社会人百合アンソロジー』かがちさく/くるくる姫/鈴木先輩/ぴゃあ ほか 『君のくれるまずい飴』冬虫カイコ 『ロッキンユー!!!』(3)石川香織 『今日から俺は!!~勇者サガワとあの二人編~』西森博之 『メイコの遊び場』(1)岡田索雲 『花束をもう一度』(2)ancou 『夢やしきへようこそ~人の子を愛したお化けたち~』さちみりほ 『1冊でわかる! 進撃の巨人 ストーリーガイド』 『進撃の巨人 attack on titan』(28)諫山創 『金田一くんはギャルが嫌い。』(1)藤田一個 『ライドンキング』(2)馬場康誌 『さよならアルファ』(1)市梨きみ 『はたらくすすむ』安堂ミキオ 『中年卍』(1)ルネッサンス吉田 『おあいにくさま!』(1)近由子
宇宙で重量にひっぱられた友達がしんじゃう話check_circle解決済みvisibility136mode_comment4きみを死なせないための物語名無し▼いつごろ読みましたか 多分2018-21年頃 ▼なにで読みましたか?(マンガの形式) 単行本(電子) ▼(電子書籍の場合)どこで読みましたか ピッコマ だった気がします(見つけられませんでしたが、、) ▼本屋さんにあるとしたらどこの棚ですか 少年・青年 ▼作品の長さは だいたい全【 4 】巻くらい ▼絵柄を他のマンガ(著者)で例えると 雰囲気約ネバ感があった気がします。結構きれいな絵柄だった思い出が、、、 ▼作品タイトルの印象 ただ儚いみたいな、細かい描写で、世界観がきれいだったような ▼作品について覚えていること【必須】 確か主人公の友達の誕生日だか結婚式だか、なんか大切な日が近いときに、今そこにいる宇宙ステーションが地球に近づいてるのをしっかり見ようとしたんだっけか何かで、宇宙ステーション内の一番高さのある場所に赴いて、本来は地面である場所から天井に向かって重量に引っ張られて死んじゃった気がします、、、 主人公の知り合いに博士がいて、地球上の植物を再現して育てていた気がします 何かがきっかけで主人公は他の宇宙ステーション?だかで、夜の街(繁華街のような)を法律外?いっちゃだめだけど見に行ったみたいな話もありました 難しいかもですがよろしくお願いします!!
中澤泉汰Twitter2021年、ロマンスコミカライズ作家業始めました。 【発売中】 ・ ハーレクイン「めぐりあう絆」漫画担当 ・「きみを死なせないための物語」背景協力 (全9巻) ・漫画担当「浄霊整体師弓庭透シリーズ」1巻発売中。一児の母。 気まぐれな呟きや宣伝お知らせなどの発信アカウントでございますm(._.)m
夢枕獏さんによる戯曲「楊貴妃の晩餐」に叶松谷さんが器を作り天野喜孝さんがイラストを添えた豪華なコラボレーションを原案として、『きみを死なせないための物語』にも協力されていた中澤泉汰さんが精妙な絵でコミカライズを果たした作品です。 「あなたの四神はどこから?」 という話題が一時期流行っていましたが(私は『幽☆遊☆白書』です)、本作はやがて王の妃となり楊貴妃と呼ばれる楊玉環(ようぎょくかん)が朱雀・玄武・白虎・青龍の四頭の聖なる獣たちが人間となった姿と関係していく物語です。 何しろ世界三大美女である楊貴妃が主人公。となれば、マンガ化するにあたってはその美しさをヴィジュアルで表現する必要があります。その点で、中澤泉汰さんが見事に楊貴妃の美しさを絵で表現していることは単行本の表紙からも一目瞭然でしょう。着飾っている姿はもちろんですが、ひとりになって弛緩した瞬間の髪を結っている所作なども非常に艶やかで美しいです。 また、楊貴妃のみならず物語の主軸である四神が人へとなった姿もまた麗しく、複数人の美形男子と運命性を感じさせる関係を連ねていくのは少女マンガとしてとても強い部分です。 彼らがどんな人物となっているのかは読み進めていくと解りますが、歴史的には非常に著名な人物たちの競演となるので、ある種『Fate』シリーズ的な楽しみもあります。 幼くして本当の両親を喪ってしまった上に、自由意志を持てず命じられるがままで、常に男たちの欲望に晒される玉環の運命は過酷なものですが、それ故に引き立つものもあります。今を生きる人にも共感されるところは多分にあるのではないでしょうか。 戦後すぐに生まれ伝奇的な作品を得意とする夢枕獏さんの傑出した想像力が生み出す魅力は、今読んでも損なわれません。 中華ファンタジーが好きな方、美麗な絵で描かれる恋愛譚が読みたい方、複数の美形が登場する作品に興味がある方に強くお薦めします。 余談ですが、スペシャルサンクスの中に菅野文さんのお名前があったことに「おお!」となりました。