野口卓(のぐち たく、1944年- )は、日本の作家、評論家。 徳島市生まれ。立命館大学文学部地理学科中退。さまざまな職業をへて、ラジオ・ドラマ脚本・戯曲を執筆。1993年一人芝居「風の民」で菊池寛ドラマ賞受賞。2011年『軍鶏侍』で時代小説デビュー、同作で歴史時代作家クラブ新人賞受賞。2013年、『遊び奉行』で第19回中山義秀文学賞候補。
軍鶏に魅了され、そこから必殺剣を編み出した隠居剣士・岩倉源太夫は、その剣の腕前から園瀬藩内で起こる家老派と中老派による権力争いに巻き込まれてしまう…。大役を負った源太夫、それを待ち受ける刺客たち、藩の命運を握ったお役目をまっとうできるのか…!? 時代劇ファン待望、王道の時代劇漫画 第1巻!