一生懸命働くねこはかわいい。適度にさぼるねこもかわいい。ねこは生きてるだけでかわいいのに本屋さんで働いてたらよりかわいい。 小さな書店を営むも労働がきつくなってきた正造さん(72歳)が、ねこの黒吉と白吉をうまいことけしかけて静かに爆誕したのが「ねこ書店」。 正造さんを助けるために働こう!ってわけじゃなく、所詮は猫だし働けないよな〜カリカリも安いやつにしないとな〜と焚き付けられてやる気出す感じがねこっぽくてよいです。ねこは誇り高くあってほしいので。 ビラ配りしたりお掃除したり接客したり喧嘩したり、何をしててもねこはかわいいです。こんな本屋さんに行きたい。
すべての人間が今泉くんのようなスタンスで働けばより良い世の中になりそう。 理不尽だったり厄介な客には思いっきりマジレスするけど、プロ意識が高くてホスピタリティに溢れている。でも遊び心も忘れない。 今泉くんみたいに生きたい。 本の上に荷物置く客の働くアパレル店に行って服の上に荷物置いちゃうくらいだから性格はよくないけれど、今泉くんのしつこさは本への愛から来るものなので好き。キモいけど好き。 いい仕事するには愛がなくちゃダメですね。
接客の仕事をしたことがある人はもれなく、ある!いる!わかる!!を味わうことができる漫画です。また、こんなご時世だからこそ、リアル書店にしかない魅力をこれを読んで知ってほしい。 私は書店バイトの経験があるので読んでいると当時の思い出がよみがえります。カバー作るのとかラッピングとかシュリンクとか段ボール縛るのとか付録付けとか、やったなあ…。 これを読んで本屋で働きたいって思う人絶対いると思います。本が好きだったら、本屋で働くのがいちばんいいです。 たまにやけに特徴的に描かれた客が出てくるんですが、作者の方が現役書店員さんということもあり、多分この人は実在するんだろうなと思うと笑ってしまいます。めんどい客が来たら逃げるところとかも良いですね。気持ちすごくわかる。 2巻以降も続いてくれることを願って、#1巻応援。
書店バイト経験者としては見逃せない新連載。 しかし書店員だからって本に詳しいと思われるのはちょっと違うんだな。私も新人だったら村上春樹と村上龍は間違えてる、きっと。 領収書の宛名書きで漢字出てこないのは超あるある。みんな「空欄でいいです」って言ってくれ…
気の抜けたようなタイトルと表紙のおじさんたちの顔が気になり、本屋で買ってみたところ、これは面白いと思った。 そこらへんにいるような、そうでいないような、一癖も二癖もある変なおじさんたちが一話ずつ登場して、独特でマイペースな生き様を見せてくれる。 (ちなみに表紙ではおじさんが集合してるけど皆孤立してます) 展開がファンタジックすぎて、なんだかよくわからん話もあるけどそれも含め好き。 他人の家の雑草を刈りたがる「ボーボーおじさん」という、ほとんど妖怪か仙人のようなおじさんから、 生き辛さ、孤独を抱えるおじさんの話(「なめくじおじさん」「2個ずつおじさん」)もあり、登場するおじさんの幅が広い。 お掃除道具と会話する「ハッピーおじさん」、ハンドパワーで家事をこなそうととする「念力おじさん」、電柱や自転車の気持ちになりきる「イマジンおじさん」など、想像力でもって楽しそうに暮らしているおじさんたち。これは独身中年に差し掛かってる自分も共感する部分が多かった。 憎めないけど、ちょっと迷惑なタイプのおじさん(「センチメンタルおじさん」「案内おじさん」など)も登場。 実際にこういう近付きたくないおっさんいるな〜と思いながらも「自分もいつかこうなってしまうのでは…」という考えが頭をよぎってしまう。これは反面教師にしたい。 おじさんに(比較的)やさしい世界で、ホンワカとした絵柄なので全体を通して、明るい気分で読めた。 おじさん自身も、あまり自虐的になったり卑屈になることはなく、 「ありのままで生きてる」って感じなのが、 いいよな〜(いいよなおじさん)
前号の喫茶とらんぽりんに続き、今号も独特の世界観に魅了された!ぜひとも連載してほしい!
心が廃れたお客さんをあの手この手で癒す喫茶店。なぜそこまでするのか分からない。ただ読んでるうちに私も癒された。あのレゴブロックに似た客はまるで私。
一生懸命働くねこはかわいい。適度にさぼるねこもかわいい。ねこは生きてるだけでかわいいのに本屋さんで働いてたらよりかわいい。 小さな書店を営むも労働がきつくなってきた正造さん(72歳)が、ねこの黒吉と白吉をうまいことけしかけて静かに爆誕したのが「ねこ書店」。 正造さんを助けるために働こう!ってわけじゃなく、所詮は猫だし働けないよな〜カリカリも安いやつにしないとな〜と焚き付けられてやる気出す感じがねこっぽくてよいです。ねこは誇り高くあってほしいので。 ビラ配りしたりお掃除したり接客したり喧嘩したり、何をしててもねこはかわいいです。こんな本屋さんに行きたい。