・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 内容はタイトル通りの「呪詛」に関する内容からなにこれ?と思う内容まで色々あったがどれも読んだ後に異常に疲れた。特に文字が多いとか読みにくいとかではなくただ迫力に疲れた。調子悪いときに読んだら高熱出そうとか高熱の時に見る夢っぽさはある ・特に好きなところは? 尼僧なのに子供いいんですか?の回答に「私が良しというから良し」みたいな終わりかたをする回。この回だけ妙に爽やかだった ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 元気な日に読んだ方がいいと思います
ムショ仲間の中には刑務官に可愛がられようとする人もいるんだけど、そういう人の話を聞いて「…ああおとなだわな心にグラインダーかけてるわ」「ちゃらついてるムショオタクとはえらいちがいだわな毎日火花散らして生きてるわな」と思ってる花輪さんの姿が印象に残りました。心にグラインダーかけてたらこんなに面白い漫画は描けないだろうからこれでいいんじゃないだろうか。続けて「刑務所の前」も読もうと思います!
民謡のような、説話のようなテイストが特徴的。いうなれば日本文学をマンガに落とし込んで、和風ファンタジーとして完成させたような作品。 個人的には、読者のストレスコントロールが完璧なところが素晴らしいと感じた。前半部は世界のどうしようもなさを、河童の愛嬌でうまく釣り合いを取り、後半部の緻密に書き込まれたドロドロの地獄をオチで、綺麗に飛ばす。河童の存在が終始とてもいいバランス感を保っていた。 河童は読者の救いであり、なによりも主人公の救いだった。 WEBで無料で公開もされているが、なんとなく、この読書体験は紙でしてほしいと思った。
※ネタバレを含むクチコミです。
私が思う芸術の力というのは、元気や勇気をもらうみたいなポジティブなものではなくて、この作品のように「駄目さに誘惑する」力のことだ。殺人犯の口から人を殺す話を聞く、出所したら大麻を取りに行く約束をする、小豆とマーガリンを挟んだパンを隠れて食べる(見つかったら仮釈放取消し)…順風満帆、特に不自由のない人生を過ごしていたとして、「本当にそれでいいのか?」と語りかけてくるような体験が描かれている。読み終わってから冷静になって考えると、「やっぱこのままでいいや」と思うんだけど。
ついうっかりの出来心で刑務所に入る事になったという、もうそこから可笑しいのですが、刑務所での暮らしがどういったものなのか?というのが手に取るようにわかります。 作者の花輪さんが純粋というか素直というか、この人でないと、この漫画は描けなかった事でしょう。 恐らく、ご本人は笑わせようとしてるんじゃないんです。 なのに、可笑しい。 というか、だから可笑しいのかも知れません。 こちらは、監督崔洋一、主演山崎努で映画にもなってますが、断然、コミックで読んで頂きたい名作です。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 内容はタイトル通りの「呪詛」に関する内容からなにこれ?と思う内容まで色々あったがどれも読んだ後に異常に疲れた。特に文字が多いとか読みにくいとかではなくただ迫力に疲れた。調子悪いときに読んだら高熱出そうとか高熱の時に見る夢っぽさはある ・特に好きなところは? 尼僧なのに子供いいんですか?の回答に「私が良しというから良し」みたいな終わりかたをする回。この回だけ妙に爽やかだった ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 元気な日に読んだ方がいいと思います