どれだけオイシイ商売なの、チンチロ。 養分たちにはできない、数ヶ月に一度の贅沢な24時間。 その地上生活、日々身を粉にして地上で働く我々も憧れてしまうほど、ゆったりとしている。 そんな休日を先週は過ごしただろうか? では今週は?! 昔、海外旅行前に読んだブログに、旅行費を滞在時間で割って、一分一秒の価値を考えて計画をたて、行動しろと書かれていたのだが。 班長は一分一秒でなく、一食一食に全力投球。 ゆったりとしているというのは、つまるところ班長の大槻が美味いものを食って帰るという、ただそれだけなのだけど、贅沢な時間の使い方に憧れを抱いてしまう。 有名作品のスピンオフで、変化球を楽しもうとしたら自分に当たって体にねじ込まれたような気持ちになった。 贅沢な時間の使い方を真似したい!
もはやわたし如きが何か感想を追加するまでもなく、皆ご存知でしょうが、本当に面白いです。 多分相当適当に作ってると思うのですよね。真面目に適当に作ってるというか。これダメだろみたいな回もあるのですが、それすらも楽しく、本当に面白いマンガなので、ずっと変わらず適当にやってほしいです。 個人的には錦糸町の会を読んでから錦糸町にずっぷりハマりました。
11巻を購入して読了。 相変わらず面白いし気持ち良いテンポであるが、よくネタが続くものだと感心しつつ一息ついていたら、10巻を読んでいない事に気づいた。 さらに振り返ると5巻・8巻も読んでいなかったので5巻から読み返した。 どこから読んでも大丈夫だし、いつまでも読み続けられるのすごいんじゃないか?と思う。1巻のハンチョウがイカ持ってるのはそういうスルメマンガですよって意味かもしれない。
年齢のせいか、どんなに面白くても、3ヶ月後とか下手したら半年後の刊行速度についていけず脱落する漫画が多々ある私ですが(カイジも堕天録までのヘタレです。)本作だけは新刊を見落とさず購入してしまう謎の魅力がある。 内容は、カイジの破壊録で出てきた班長・大槻とその部下沼川と石和の3人の休日を描いた作品。 3人のおっさんの休日を描いただけ、と言われればそうなのですが、これが絶妙に面白い。 そもそも、破壊録を読むとわかるが、普段は債務者の集まり通称「地下牢獄」にいて、そこで3Kも裸足で逃げる過酷な重労働をしている3人。 そして、そこの制度で「1日外出券」というのがあるのだが、これが、べらぼうに高い値段で、安々と外には出れないようになっている。 だからこそ、この「休日の外出」というのは彼らにとって超がつくほど貴重なのだ。 貴重な外出を有意義に過ごすために、1食ですら手を抜かず試行錯誤し、 突き詰めて実行している様は、日々の生活にちょとした工夫で楽しくなるエッセンスが盛りだくさんだったりします。 ただの日常というよりは、おっさん世代が興味ありそうなもの(食とか大人の趣味とか)を中心に取り上げ、持論を展開してく様は興味深く読めます。大したことないテーマでも、熱量あれば面白い。 特に昔話など微妙に自分とかぶる話題があって、おっさんあるあるも個人的にはツボなんですよね。 (余談ですが、5巻にZoneの「secret base」を歌うシーンがあって、「君と夏の終り~ 将来の夢~ フンフフフフン ~」 とフンでごまかす姿は腹抱えて笑いました。昔、全く同じシーンを経験したので。皆そこ忘れるんだと。) ハンチョウだけでなく、平日労働している我々にとっても休日は重要なはずなんです。 これ読んで、もっと休日を、ひいては1日1日を大事にしようと思いました(大げさ)
仕事帰りに一杯ひっかけて帰りの電車でレビューを確認ふさわしいに違いない作品。4巻も出たしね。 マンガ、カイジのスピンオフで、ハンチョウなる中ボスがカイジに会う前の話。 過酷な仕事の合間の休日をどうすべきかの哲学にあふれて、出てくるメッセージはなかなか含蓄がある。 「大人であるべき場面で子供じみた行動をし、子供であるべき場面で妙に大人ぶる」とか。 そうだ、これは、働きづめの僕らに向けられている。 社畜な毎日を送る自分としては気づかされるシーンも多いが、しかし、一方で、こいつ偉そうなこと言ってるけど、多額の借金で地下に沈んでるんだよな?という前提に立ち返れば、人生の教訓をえつつも、マンガにツッコミを入れて、溜飲を下げて、明日の社畜な一日も乗り切れる気がするよ。
※ネタバレを含むクチコミです。
少年の心全開のハンチョウに人生哲学を学べるかも!
カイジのスピンオフ作品で地下チンチロ編のハンチョウを主人公にしたグルメ漫画です。 ハンチョウの店選びは完全にツボです。ちょうど食いたくなるような店選びをしてくるので、作者のセンスを感じてしまいます。時折みせるハンチョウのクズさかげん!発売したての新刊3巻はハンチョウのあふれるクズが最高でした。この圧倒的面白さがいつまでも続くことを願っています。
いろんな世代の人がニヤニヤしてしまう幅広い小ネタの連続、グルメだけではなくレジャーや観光などもカバー、そして時折訪れるなぞの感動。 大人(という立場とか概念とか)をおちょくるのが上手いなあ。カイジをチンチロ編までちらりとでも読んだことがあれば十二分に楽しめる、取っつきやすい内容だと思う。
どれだけオイシイ商売なの、チンチロ。 養分たちにはできない、数ヶ月に一度の贅沢な24時間。 その地上生活、日々身を粉にして地上で働く我々も憧れてしまうほど、ゆったりとしている。 そんな休日を先週は過ごしただろうか? では今週は?! 昔、海外旅行前に読んだブログに、旅行費を滞在時間で割って、一分一秒の価値を考えて計画をたて、行動しろと書かれていたのだが。 班長は一分一秒でなく、一食一食に全力投球。 ゆったりとしているというのは、つまるところ班長の大槻が美味いものを食って帰るという、ただそれだけなのだけど、贅沢な時間の使い方に憧れを抱いてしまう。 有名作品のスピンオフで、変化球を楽しもうとしたら自分に当たって体にねじ込まれたような気持ちになった。 贅沢な時間の使い方を真似したい!