インタビュー【漫画家のまんなか。vol.12 むつき潤】『バジーノイズ』映画化記念! むつき潤が語る、現代を舞台に人の出会いを描く理由 - ebjニュース&トピックス
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トップランナーのルーツと今に迫る「漫画家のまんなか。」シリーズ。今回は、『バジーノイズ』が実写映画化されたマンガ家・むつき潤先生にインタビュー。映画公開を目前に、今の思いとファンへのメッセージをいただきます。かつては、スタジオでさまざまな人の手を介して行われていた音楽制作。今ではパソコン一台あれば、誰でも、どこでも、ひとりで楽曲が作れるようになっています。『バジーノイズ』の主人公・清澄(きよすみ)…
バジーノイズが映画化され話題沸騰中(古い?)のむつき潤センセーの新作。4巻が出ました。今から読むけど読む前に3巻までの感想で。。 学校の先生がこんな色気があったらたまらんやろ!っていう高校生らしい感情も持ちつつ、急展開すぎる悪夢が波のように押し寄せてくる不思議な物語。 悪夢の展開は急だけど、主人公の彼の判断もまた急で、そこがとても若くていいなって感じられる。決断を一瞬で出来るやつは強い。 まるで呪いのようなこの波、大人になると理解しないと前に進みづらいところだけど若者らしく感情に従ってぶち当たっていくところが読んでいて応援したくなる。 この愚かさと表裏一体な真っ直ぐさは、前作バジーノイズがストレートで眩しかったあの感じと少し近い。 スピード感のあるコマ展開・テンポを見せておきながらも、急に直面する悪夢のような現実が読み手の時を止めてくる。 「あ、これホラーだ」って思わされるのがとても良い。 3巻のラスト、すごい真っすぐで良かったけど悪い結果が見えてくるとこでもあったので4巻めっちゃ気になるところ。今から読みます。