良くも悪くも優等生的な作品。二番煎じではないですが、地味な印象は否めませんでした。3巻であっさり終わりますし。 決して出来が悪い作品ではないので、「ソウナンですか?」が合わない人には、本作の方が読みやすく高評価になる可能性もあるとは思います。
20代後半にして漫画家志望の悩める青年、受賞に至るために彼に何が足りないのか? 「漫画家家庭教師」を名乗る謎の人物(なお先生・主人公)による分析と指導で目からウロコがぽろぽろな漫画です。漫画家志望に限らずすべてのクリエーターにとっても勉強になるのではないかと。 https://mochicomi.net/productions/311 ・5年周期で一周するジェネレーションギャップ(音楽だと7年くらいと言われてます) ・幅広いジャンルをインプットすることで「バレにくくパクる」 など本当にそのとおりで頷きっぱなし。 狂言回しの漫画家志望青年は、ボカロやアニソン、'00年代初頭のJpopばかりを聴き、またその頃の大ヒット漫画ばかりを好んで読む典型的な20代後半のクリエイター志望として描かれています。現実世界でいうと、ナルトやブリーチ、ハガレン、宇多田ヒカルやポルノグラフィティのような世代でしょうか。(当方、異業種ですが確かに体感的に多いです) かの宮崎駿も「アニメだけを見てアニメを作るな」と言っていました。 忘れてはならないのは、全オタク人口のうち、コンテンツを生み出す側のオタクはほんの2%程度(要出典)しかいないということです。それだけ一握りの、クリエイティブを志す者が、凡百の自称オタクと同レベルの消費行動をしていては成功など夢のまた夢ということです。自戒を込めて、毎日読み返したい漫画です。
ロードバイクが唯一の共通の趣味の三姉妹がダイエットがてら実家の滋賀に東京からチャリで帰省する話。 末の四女(JK)と三姉妹が琵琶湖を一周する話 ラオスのチャリ旅の3つの話がある。 レースとかではなく、自転車旅の過酷さとたまにある楽しさ(水がうまいとか)が中心。 帰省の話は弱ペダとかで舞台になってる箱根が出てきたりして、普通に行っても辛いのかぁって思ったりして面白かった。あと、ラオス編が旅行記みたいで楽しかった。
良くも悪くも優等生的な作品。二番煎じではないですが、地味な印象は否めませんでした。3巻であっさり終わりますし。 決して出来が悪い作品ではないので、「ソウナンですか?」が合わない人には、本作の方が読みやすく高評価になる可能性もあるとは思います。