頭フル回転で読まないと、いやフル回転でも謎が残ったくらいなので、面白いけどもう一度読むのは勘弁…な矛盾した気持ちになる漫画笑
※ネタバレを含むクチコミです。
これが一番待っていたと言っても過言ではない!浦沢直樹先生ありがとう! 読みたいなと思って早20年以上、手をつけるキッカケがずーっとなかったのを今完全版 デジタルver.で読み始めています。感激でしかない。 一部二色刷りやカラーが入っていてたまらん仕様。 まだ2巻だけど1冊のページ数が多くボリュームも満足度も満点です。 早速「ファイア&アイス」とかたまらなく良かったし、キートンのどこか抜けたようでしっかり強いところもたまらない、期待していた通りに「面白い」浦沢直樹を読めて久しぶりの幸せをゆっくり噛み締めたいと思います・・・
さすがの浦沢直樹、合間合間にエッセイ的なロックネタを挟んでくるマイペースさも崩さず、漫画としての完成度の高さが尋常じゃなかった。 非常に申し訳ない気持ちになったけど、普段読んでいる短編集とはちょっと次元が違う。ジゲチだ。余裕が現れている。 それだけ待ち焦がれてしまっていたのだというのも感じるし、あさドラの冒頭が巻末に入ってるのも電子ならではで良いなぁと思う。 ちゃっかりしてるぜ。
漫画家志望の主人公が殺人現場に遭遇して犯人を目撃してしまう。警察には「犯人の顔を見ていない」と証言したが、長年連載を獲得することが出来ずにくすぶっていた主人公は、その犯人をモデルにしたと思われるサスペンス漫画を描いて大ヒットする。すると今度は漫画の内容を模倣した殺人事件が発生してしまった。警察から居酒屋で再度事情を聞かれることになったが、そこにファンを名乗って最初の事件で目撃した犯人が握手を求めにやって来た…! ここまでが第一話です。映画にも興味が湧いてくるくらい面白い第一話でした!犯人は配役のFukaseにそっくりに描かれてるな〜と思いました。全3回の集中連載で映画版とも小説版とも違うラストになるそうなので最後まで楽しみです!!
もはや国民的作家になった浦沢直樹の短編集。古いものだと1995年の作品『ヘンリーとチャールズ』が収録されています。これはネズミが眠っているネコからケーキを盗みだそうとするカートゥーンのような話なんですが、あとがきで自分の最高傑作かもと語られていて意外でした。代表作は読んでるしメディアにも出てるから浦沢さんのイメージも固まってたけど、やっぱり作家の本心って分からないもんだなと思いました。バナナマン日村さんみたいなキャラが登場する『DAMIYAN!』はうっかり泣きそうになり、やっぱり『月に向って投げろ!』はストーリー展開が面白いなと思いました。
20世紀少年が大ヒットしたのでやや埋もれた感がありますが、こちらのマスターキートンは隠れた名作だと思ってます。 主人公が考古学者で探偵、元英国特殊部隊なのにかっこつけるようなところのない普通の青年です。 テーマもきちんとしていて、じっくりのんびり読むのにおすすめです。年代問わず楽しめるかと。
『MASTERキートン』の長崎尚志と『TOUGH』の猿渡哲也がタッグを組んでグランドジャンプで新連載が始まった。テーマはテロリストとの戦いだと思うが結構大きい話になっていきそう。楽しみ
頭フル回転で読まないと、いやフル回転でも謎が残ったくらいなので、面白いけどもう一度読むのは勘弁…な矛盾した気持ちになる漫画笑