休刊・廃刊になったマンガ雑誌、なに読んでた?山田穣 ちょー久しぶりにブログ(胡乱堂)見にいったら 半年前にパチスロ熱く語っていた。そういう奴なんだよなあ。 いや、ゼリくんの漫画の面白さのミソは こういう人間性にあるのだけども
休刊・廃刊になったマンガ雑誌、なに読んでた?山田穣はかつて山田Xってペンネームでしてね…。大昔にサンデーに読み切り載ったり、旺文社の高校合格でコラム載ってたりしたんですよ(そのコラムは以前全部コピーしました。まあひねくれてたなあ)。 あと別名義でエロマンガ描いたりしてて、がらくた以降も何冊か出てますね
2,3巻完結の漫画check_circle解決済みvisibility182mode_comment3がらくたストリート名無し▼いつごろ読みましたか 2019〜2020年頃 ▼なにで読みましたか たまたま見かけたブログのマイナーな名作漫画紹介記事で取り上げられていた。電子書籍で試し読みした。 ▼本屋さんにあるとしたらどこの棚ですか たぶん青年? ▼作品の長さは 2巻か3巻完結。 ▼絵柄を他のマンガ(著者)で例えると 水上悟志にちょっと似てました。 ▼作品タイトルの印象 漢字+カタカナだったような気がするけど自信ないです。 ▼作品について覚えていること【必須】 ・主人公は小学生くらいの男の子 ・仲良しグループがいる(男女混合 ・田舎が舞台 ・一巻の冒頭は夏だったと思う ・主人公が自転車に乗ってるシーンがあった気がする ・主人公か友達に大学生くらいの頼れるお兄さんがいる(車かバイクに乗ってるシーンがあったような) ・内容はさわやかな感じでたぶん日常物? 一巻の初めの方だけを試し読みしたので情報が少ないですがどなたかよろしくお願いします!
自分が肛顔の豚少年だったころ「煌めくような少年時代はもう戻らない」なんていう、おっさんたちの戯言を聞くたびに「何いってんだコイツ」とか言っていましたが、今ならわかるッ……。彼らの言葉は血がにじむような真実だったこと、あの時間が本当に貴重だったことをッ! しかし、悔やんでも始まりはしません。32歳彼女なし安月給な事故物件が自分なのだから…。 『がらくたストリート』に描かれるのは、そんな輝かしい少年時代に中年男性の理想と妄想が添加された蠱惑的な作品でございます。主人公のリントはとにかく素直な少年です。興味を持ったことに対する行動力もあり、人に妬みをもつこともない、理想の少年です。そんな真っ白なリントの周りには特徴的なキャラクターがたくさんいます。あらゆる事柄に詳しいタイセー、孔子の言葉を必ず間違えて引用するたすく、リントの幼なじみで普通の女の子のナルミ、妙に地球に詳しいリントに懐いてしまった宇宙人の女の子、どこか諸星大二郎の「妖怪ハンター」に登場する稗田礼二郎にそっくりな民俗学者・稲羽信一郎…。 中でも異彩を放っているのがリントの兄(名前が見つけられなかった)。このリントの兄は第二の主人公といえるほどの目立っています。彼はアニメ、バイク、魚鳥木と、ありとあらゆることに詳しく、かつ自分で山に潜って魚を釣ったりもする行動派です。作中でもリントのお師匠ポジションであります。 このリントと、リントの兄を中心にした人びとの日常が描かれるのが『がらくたストリート』ですが、その魅力はなにかといわれるととても難しいのです。強いて挙げればバランスの良さということではないかと思います。リントの小さな冒険という主題がありながら、そこに山の神様がでてくるというファンタジーの要素があり、フナとヘラブナの違いや、ヤクザの“親”と“子”について延々と記述するマニアックな要素もあり、かつ健康的なお色気もあり…。ひとつだけでも物語ができてしまうような要素が贅沢に、かつ押し付けがましくなく盛り込まれていて、それがリントを中心とした世界にものすごい説得力をもたせているのです。 私は、物語世界がしっかりしている作品が好きで好きでたまりませんが、この『がらくたストリート』もその一つです。薀蓄と自然と少量の女の子が混じったこの世界こそが、オタクとしての理想郷だと私は強く感じております。