母と慕う彼女は親ではない。 共に暮らす彼らは兄弟ではない。 ここはグレイス=フィールドハウス孤児院。 エマはそこに暮らす孤児だった。 同い年のノーマンとレイ、年下の兄弟たち、そしてママと幸せに暮らしていた、はずだった。 施設には、みんな12歳までには里親が決まり施設を出ていくという慣例があった。 コニーという幼い少女も、今日が施設で過ごす最後の日だった。 彼女をみんなで見送ったが、施設にコニーの大事にしているぬいぐるみが忘れ去られていた。 エマとノーマンはそれを届けに、「外」へ通じる門へと向かう。 しかしそこで見たコニーの姿は、あまりにも変わり果てたものだった。 施設とは?兄弟は?ママは?鬼とは? 少年少女たちの決死の脱出劇。 なんだこれ!?ってくらい面白い。 とにかく完成度が高い漫画だと思います。 原作者さんはかなり頭がいいし、作画担当さんはえげつない画力を持っています。 一種の芸術作品。 こんなに読んでて止まらなくなった作品は、久しぶりです。
オシャレな装丁かつ紙質も最上級。147ページで¥928(税込)と、ページ数の割に高い価格なのは、シャネルのブランドあってのものでしょうか。出水ぽすかファン、あるいはシャネルブランド好きな人であれば問題ないかもしれませんが…。値段相応に満足できたかというと微妙ですが、中身はなかなか良い短編集だったと言えます。 ココ・シャネルを直接的に描いた漫画というよりは、日本を舞台にシャネルの思想を反映した物語が3種類用意されています。第一章、第二章は男から見るとちょっと理解し辛い部分はありますが、一応少年マンガということで、男性読者でも楽しめる余地はあり、第三章の『カラス』は、男性の生きづらさ問題そのものに踏み込んでいます。細身だったり小さい男性は、世間的に男らしさに欠けるとされますが、そういった人々にもエールを送る内容となっていると思います。この第三章があることにより短編集としての完成度がグンと上がってますね。
管理する側と、される側の心理作戦、実に見事で脱帽しました。そしてこの作品の登場人物たちのピュアな心は、ある意味神々しいほど美しいです。こういう美しい人類の1人である作者がこの作品を作ったかと思うと、感動しかありません。
友達が1巻を持っていたので借りたら、すぐに続きが読みたくなってしまった。 とにかく作画がきれいだと思う。キャラの表情だけではなく、背景も魅力のひとつだと思う。"鬼"のお面がかっこいい。
※ネタバレを含むクチコミです。
原作・白井カイウ、作画・出水ぽすかによる、ファンタジーサスペンスマンガ。設定・ストーリー構成が完璧に近い。海外ドラマ、小説でもここまでストーリー構成を完全にコントロールした作品は少ない。キャラクターも個性的であり、絵も万人受けするキレイな画力を示している。おすすめです。
鬼に飼育される人間たち。少年少女は地獄から楽園に行けるのだろうか・・・。 ファンシーな絵柄、かわいいキャラクターとは対照的なシリアスなストーリー。 生きるか死ぬかの極限の世界で鬼と人間たちの頭脳&バトルは、ドキドキハラハラの展開の連続で、一度読み始めたら読む手が止まらなくなります。 人間が飼われる残酷な世界はなぜ生まれたのか。 鬼たちとの生死をかけた戦いの行方は・・・。 世界の謎に立ち向かう少年少女たちの物語、必読です!!!
少年ジャンプ連載されていたので読んでみました。ジャンプにあまりないミステリーチックな話で大人でも読みごたえのある作品です。
「ネバーランド」と聞くとついマイケル・ジャクソンを思い浮かべてしまう世代です。まわりの評判が良いので読んでみましたが、しょっぱなから続きが気になる展開が目白押しで非常に面白い。話の広げ方は、海外ドラマに似てる感じしますね。とにかく、主役の子ども達がみんな能力が高く頭が良いものだから、なんだか子どもに手を引いてもらいながら、物語の深みにハマってく感覚になりました。
ムジカ、可愛い上に聡明!そして優しい♡
母と慕う彼女は親ではない。 共に暮らす彼らは兄弟ではない。 ここはグレイス=フィールドハウス孤児院。 エマはそこに暮らす孤児だった。 同い年のノーマンとレイ、年下の兄弟たち、そしてママと幸せに暮らしていた、はずだった。 施設には、みんな12歳までには里親が決まり施設を出ていくという慣例があった。 コニーという幼い少女も、今日が施設で過ごす最後の日だった。 彼女をみんなで見送ったが、施設にコニーの大事にしているぬいぐるみが忘れ去られていた。 エマとノーマンはそれを届けに、「外」へ通じる門へと向かう。 しかしそこで見たコニーの姿は、あまりにも変わり果てたものだった。 施設とは?兄弟は?ママは?鬼とは? 少年少女たちの決死の脱出劇。 なんだこれ!?ってくらい面白い。 とにかく完成度が高い漫画だと思います。 原作者さんはかなり頭がいいし、作画担当さんはえげつない画力を持っています。 一種の芸術作品。 こんなに読んでて止まらなくなった作品は、久しぶりです。