#BがLする 4ページアンソロジー ~そのとき僕は、恋をした!~
良いBL作品を探す手段としても役立った。
#BがLする 4ページアンソロジー ~そのとき僕は、恋をした!~ 加藤マユミ ヤマダ 雲田はるこ 黒江S介 寺井赤音 倉橋トモ 日野晶 ダヨオ アキヲ クロフネ編集部アンソロジー らくたしょうこ 井口病院 ぱらり 園田ゆり 黒井モリー ゆうぎ 原百合子 嶋次郎 馬あぐり すずり街 ツバダエキ 桂馬びんぞこ びみ太 三星たま 宮田トヲル 吾笠花 結城にこ 深澤ねじ ショオ どうざき
nyae
nyae
タイトルの通り、いろんな作家さんが描いた4PのBL漫画を掲載したアンソロジーです。普段BLを描かれてない方も参加していますので、この作家さんがBL描くとこういう感じか…!という良い発見があります。 漫画自体はすべて4P完結なので、それぞれがどうということでなく(もちろん全部あますことなく素晴らしいBのLでしたよ)この漫画を描いた作家さんは普段どんな作品を描いているのかな?と都度調べて、面白そうだなと思ったらポチる、の繰り返しをしていることに気づきました。この商売上手め!! なのである意味カタログ的な役割を果たしていたのです。あくまで自分の場合ですけど、もし「面白いBLを読みたいけど多すぎて探すの大変…」という悩みをお持ちの方にこれを差し上げたいという気持ちです。
あざにおしろい
SHBのぱらり先生が描く共感必至のメイク漫画!!
あざにおしろい ぱらり
たか
たか
ぱ、ぱらり先生ーーーっ!!!モーニングを開いたらぱらり先生の名前があってバチクソテンション上がりました…! 「周囲から美人だと思われている篠宮ユキは、メイクが得意で美容の専門を目指している女子高生。ユキは、顔に痣がある同級生白井梢に興味を持ち、痣を隠すメイクを施してあげるが…」というあらすじ。 あざにおしろい(前編)Dモーニング http://dm.m.eximg.jp/viewer/1440/1425/ https://twitter.com/parari000manga/status/1149995308849364992?s=20 んも〜〜!!ユキも梢というキャラクターが持つ説得力がすごい…!! SHBのときからモブにすら読み応えあるバックグラウンドを設定していたぱらり先生。今回の『あざにおしろい』でも、家庭環境・学校生活の違いを提示することで、2人がどんな人間なのかめっっちゃわかりやすく描かれています。 「そのままの自分で自信を持っていたい」 「いつもと違う自分になりたい」 この前編で梢が抱いた気持ちは、痣の有無に関わらず全てのメイクをする人に当てはまる感情じゃないでしょうか。 そして何より、ぱらり先生の描く女の子2人のやり取り…やはり良い…!女の子がメインだからか、SHBのときよりも絵がきれいになっているように感じました。 梢ちゃんのデート、男の子にガッカリされる未来しか想像できなくて辛い…。 後編でユキと梢の2人がどんな決着をつけるのか楽しみです!! >(補足)SHBとは、ぱらり先生の著書「スーパーヒロインボーイ」の略称。ひょんなことから女児アニメにハマってしまったけれど、そのことを素直に認められないヤンキー男子高校生を描いた作品。 >本編のそこかしこで息をするように自然に百合とBLが進行するためか、男性読者むけのレーベル作品でありながら、本屋さんによってはBLの棚に置かれているらしい。 (画像は前編より)
スーパーヒロインボーイ
別に面白いとかおもってねーし!!
スーパーヒロインボーイ ぱらり
たか
たか
別にこの漫画面白いとか思ってねーし。心の中でキメェとか思いつつ子ども向けアニメを見て、すっかりハマってしまう気持ちがわかっ...るわけねーだろ!! ズブズブ女児アニメにハマっていく強面の不良高校生とかマジだせぇし。その不良DKを支えようと頑張る爽やか男性新米教師(オタク)との絡みに萌えたりしねーし。作中に出てくるモブの細やかな裏設定とか全然面白くねぇし。しかもそのモブもGL・BL・ほのぼの家族をカバーしていて、「作者は一体何者なんだ...!?」って感心したりしてねーからな!! アニメを見たあと2ページにわたって、学校にいながら頭の中でずっとそのアニメについて難癖つけてる大石がまじウケるぜ。こいつもうすでにハマってやがる...!  ...とまあ、このような感じで、読後は大石くんの10代らしい素直になれないツンツンしたノリが移ってしまいます。大石くんかわいいよ、大石くん。ちなみに作中ではたびたびコメディ漫画らしからぬ描き文字が登場したり、爽やか教師・うっちーの表情が邪悪になったり猥褻になったりと、本筋に関係ない見どころも多いです。  大石くんとアニメの付き合い方、先生や友達とのふれあいを見てると心がほかほかしてくるので、ぜひ笑って癒やされたいときに読んでください。