うつけ(ばか者)とよばれた少年・信長は、わくにはまらない革新的な考えの持ち主だった。桶狭間の戦いや長篠の戦いなど、新しい戦法で混乱の戦国時代にめきめきと頭角を現していく。はたして信長は天下統一することはできるのか…!?■『織田信長』監修 山本博文先生のポイント紹介尾張(愛知県)・美濃(岐阜県)を支配下に入れた織田信長は、足利義昭を奉じて京都に上り、周囲の戦国大名を打ち破り、義昭も追放してほぼ天下を手中にします。その生涯は戦いの連続で、今回の人物伝では、駿河の今川義元を討った桶狭間の戦い、鉄砲を有効に使って武田勝頼を撃退した長篠の戦いなど、信長の多くの戦いを、確かな史料で再現しています。なぜ信長が強かったのかを考えながら読んでください。■目次第1章 大うつけとよばれた男第2章 「天下布武」のはじまり第3章 信長包囲網第4章 宿敵・武田との戦い第5章 本能寺の変
時は大正二十年。日常の影に潜む妖なる存在から、帝都を護る者たちがいた。鳴海探偵社に身を寄せる若きデビルサマナー、十四代目葛葉ライドウもそのひとりである。煌びやかな外観とは裏腹に、様々な欲望が渦巻く帝都。奇妙な事件を解決していくライドウたちの周辺に、やがて畏怖すべき存在が迫りくる……。今、闇が帝都に潜む。