社会不適合者で鬱な男・カトー。都会での生活に嫌気がさして、逃げるように向かったのは長野の山であった。山に暮らし、自ら住居を建てることを決意したカトーの孤独な戦いが始まる。たったひとりでの住居建築の過酷さや、極寒の山暮らしの壮絶な日々、山で出会った人々との人間模様などを描く★単行本カバー下画像収録★