藝大編からは好き嫌いが分かれると思います。 考えさせられる内容なのでスッキリはしないです。藝大受験まではめちゃくちゃ面白いです。 13巻まで読んで合わなかったので、離脱しました。
2巻まで読みました。 芸術やアートとは無縁の世界で生きてきたわたしにとって知らないことだらけでとても面白いです。 ブルーピリオドを読むまでは、最初の八虎と同じように、アートって天才が描きたいように描いたものが(よくわからないけど)評価されているんだと思ってました。でも違くて、絵にも公式みたいな物があるんだ。目から鱗でした。絵を学んでみたいと思いました。
※ネタバレを含むクチコミです。
社会を斜めに見る事が好きな、一見不良だけど、頭が良すぎな優等生が主人公です。 ヒョンな事から、絵を描く事にハマっていきます。 なんでも器用にこなしてきた主人公は、絵と向き合う事で、情熱や泥臭い努力を学んでいくストーリーで、部活経験者とかは非常に共感できる内容が多いんではないですかね? どの絵画系の漫画でも描かれているけど、美大っていうのはどの時代も倍率が高く難しいのね。
マンガ大賞2020のニュース記事を目にして、試しで読んでみました。人付き合いも勉強も器用にこなせる主人公が、美術の世界に目覚めていく様子が瑞々しく描かれていて、一気に引き込まれました。美術部の先生や生徒も個性的で、1巻からこれから色んな物語が始まる予感がしてワクワクします。漫画に登場する油絵の作品自体も興味深いです。
どこかで見たことある絵だと思ったらブルーピリオドの人か。秒速…くらいしか新海さんのものを見たことがないんだけど、シンプルでテーマが漠然としてないところが読みやすいね。 あとなんといってもおねいさんがかわいい
若かりし新海誠の自主制作短編アニメーション『彼女と彼女の猫』が17年の時を経、『ブルーピリオド』でブレイクする少し前の山口つばさによりコミカライズされた。なんだその強い組み合わせは。つまらないはずがないではないか。 冒頭、『秒速』を観た人ならすぐに「ぽいな!」とピンとくるであろう文学的なモノローグから始まる。そしてやがて『秒速』や『言の葉』などを観たことのある人は、先の展開を予感して苦い気持ちになるだろう。しかしすぐに、山口つばさの筆力にめちゃくちゃ引き込まれ、さっきの嫌な予感などどうでもよくなる。『ブルーピリオド』のファンが現在この本を読んでもなんら物足りなく感じる要素はないはずだ。素人目ながら作者の才能は当時すでに完成の域に達しているように見える。 主人公の一人である「彼女」が抱える、人生の意義とか将来への不安や葛藤とか人間関係のわだかまりとかそういう普遍的な日常の懊悩を、「彼女に好意を寄せるペットの猫」という極めて独特かつ区切られた視点から描ききっている。ある意味、新海イズムを読み解く手がかりになりうるエッセンシャルな作品のように思える。この話をしだすと長くなるのでまた別の機会に…… この作品でとりわけ印象に残ったのは、まずひとつは主人公の片割れである「猫」の「彼女」に抱く愛情が形を変えていく様だ。与えられる側から与える側へ、恋から愛へ。取り巻く状況も、感情も目まぐるしく変わっていくなか、しかし交わす言葉を持たない二人は表面上変わらず側に在り続ける。「猫」が「彼女」の日本語を解している描写はまったくないということに、後半まで読み進めてようやく気がついた。お互いにお互いの考えていることがわかっていないまま奇妙な割り切った信頼関係が築かれているのだ。 もう一つは、漫画のレビューを書くとき毎回言及している気がするが、「彼女」が非常にチャーミングであることだ。『ブルーピリオド』には可愛い女子あるいは恋愛対象としての女子がほぼ登場しないため、山口つばさがこれほどのやり手だとは全く予想しておらず、無防備な後頭部から殴られたような衝撃を受けてしまった。ブルーピリオドはまだまだ続きそうだが、今後主人公の青年が恋をするような展開があるとすれば、少々気を引き締めて読まねばなるまい……(?)
美大だけでなく、物を生み出す苦しさや嬉しさや取り巻く環境の大切さがごちゃまぜになって夢中になって読んでしまう。受験って当時は絶対的なものでそれに通らなければ敷かれたレールからぽいと投げ出されてしまうような気がしていた。生み出すクリエイターは永遠にそれの繰り返しと思うとしんどい、
藝大編からは好き嫌いが分かれると思います。 考えさせられる内容なのでスッキリはしないです。藝大受験まではめちゃくちゃ面白いです。 13巻まで読んで合わなかったので、離脱しました。