素朴な作画、単話で成立する起承転結、シンプルなボケとツッコミ、ちょっとしたお色気要素、全部バッチリ押さえられていて、王道!って感じです。
今はなき「ギャグ王」に連載されていた、半人前の忍者男女4人と小頭1人を描いた、ちょっぴりえっちなシーンもあるギャグ漫画「半熟忍法帳」。 新山先生の漫画は、ドラクエ4コマ漫画でもちょっぴりえっちなシーンがあって、幼心にドキドキしたのを覚えている。 タイトルはおそらく、半人前の忍者だから半熟。 半熟で忍者というと、「半熟英雄」を思い出すけど、指摘されたのを見た覚えがない。 半熟英雄はスクウェア(当時は競合)のゲームだったから、触れてはいけなかったのかもしれない。 男女がそれぞれ良い感じの両思いになっているのに、もうひといき、うまくいきそうでいかないようで、うまくいってる。 そんなハラハラ感があって好きだった。 それから、ナイスバディーなお姉さんと鼻血。 読み直すとこういうコメディだったかーと、なんだかしみじみ。 Kindle Unlimitedなとで読むことができます。
5つの短編で構成されていて、それぞれの作品がちょっとお色気シーンもはさみながらのギャグ満載で面白かったです。作者も参加されていたドラクエ4コママンガ劇場を思い出してなんだか懐かしくなりました。巻末に作品解説があって、裏話も知ることができて良かったです。
素朴な作画、単話で成立する起承転結、シンプルなボケとツッコミ、ちょっとしたお色気要素、全部バッチリ押さえられていて、王道!って感じです。