就活に悩む大学生がふらりと立ち寄った一軒の喫茶店。マスターの心遣いでアイスをおまけしてもらって癒される主人公。店に行くたび交流が深まって心の距離が縮まっていく…。内定が出た日、さっそく報告に行ったのに自分に気づかないマスター。主人公の心は揺れて、思わず店を飛び出してしまうが――!? 心温まるストーリー&ラブシーンにドキドキです☆
【最良にして最悪な出会い――。】ゲイのオリーは、友人の結婚式で好みの男を発見、カイと名乗るそいつをホテルの部屋に誘った。しゃぶってあげて口に出された後、今度は自分のをしゃぶってもらおうとすると「お前は貧相だしフ〇ラもうまくなかったしやる気全くでない」と衝撃の一言をお見舞いされる。(F〇〇〇〇〇ck!!!!! なんなんだあいつ!)しかしその後もカイは何かとオリーの前に現れる――自分から突き放したくせにやたらと構ってくるカイ。(コイツ何考えてるんだ…?)。俺はお前を、絶対に絶対に好きになったりはしない! 海外BLの名手・戸池みすきが贈る、ひねくれ者たちのラブ・メソッド。
「あなたを好きになった私が間違っていた」パリ郊外にあるアパルトメント。そこが、ギイとジャン=マルクの愛の巣だった。浮気性のギイを辛抱強く愛してきたジャン=マルク。でも、度重なるギイの浮気に耐えかねてついに出て行ってしまった! どうせすぐに戻ってくる…アイツは俺に心底惚れているんだから。けれど、いつまでたってもジャン=マルクは戻ってこない。もしかして、本当に別れたのか…? 初めて感じた喪失感、そして苛立ち、寂しさ……恋も知らないギイは、離れていったジャン=マルクに何を思うのか…?
静寂のなかの、青い目と赤い唇。屍のそばの、生命の鼓動。彼の悲しみ方は、なんと――美しくて、艶めかしい。舞台はドイツのミュンヘン。スウェーデン人のリオは留学のため、デリンガー家へホームステイにやってきた。そこに住んでいる美しき兄弟ヴェルナとエルヴィン。弟のエルヴィンは無口で表情を変えない青年であるのに対し、ヴァルナは年下とは思えないほど、知的で優美な上品さを持っていた。リオはヴェルナの佇まいに惹かれていく。だが、デリンガー家の兄弟には誰にも言えない秘密があった……。それを目撃した日から、リオの生活は一変する――! 歪な関係の兄弟とそれに惹きこまれていくリオの官能的でありながら、抒情詩のような優美さを持つ物語が、今ここに開演する……!