兄と二人暮らし、平凡な毎日を送る少女・赤野衣兎。その日常はある日突然、壊れて消えた。超常能力を発現する病「疫神症候群」を発症した兄は血を振り撒く怪物と化し、現れた国防隊は平和のために、無情にも兄の殺害を決断する。しかしその時「医療遂行機構」を名乗るふたりが、国防隊を制止した。「目の前にいるのは患者だ。我々は患者を救うために来た」 彼らは「疫神症候群」の患者でありながら、その超常能力を使って「疫神症候群」の治療に挑む、医者だった。“ハードボイルドの純血統”樋口紀信が描き出す、「医療」と「異能」の臨界点。死闘と救済の超倫理医療SFアクション、ここに開幕!!
クリスマス・イブ。賑わうショッピングモールの中で、 孤児の少年・銀夜は迷子の少女・小栗と出会う。 サンタを信じる小栗に閉口しながら父親探しに付き合う 銀夜だったが、その時突如として地震が一帯を襲い…!?
10漫画賞 異世界×◯◯◯◯◯部門大賞
10漫画賞 戦争部門大賞
僕は、欠陥品。だから、捨てられた――小翔は"人間らしさ”を付加されてスクラップ寸前になったことのあるヒューマノイド。大好きな柚ねーちゃんと大切な時間を過ごすために、努力を重ねて、美味しい料理を振る舞う…はずだった。二人の前に突如現れた謎の飛行体は、優しい時間を、記憶を蹂躙していく…大切な者を守るため、落ちこぼれが立ち上がる!『疫神のカルテ』の樋口紀信がジャンプ+に初登場!
「ディクテーターズ -列島の独裁者-」の樋口紀信と、新人漫画家の山久悠のタッグで描く青春譚。短編集内では、合作はもちろんネームとの比較ページも特別収録。
自らが生み出した兵器で一千万人の屍を築き上げた“兵器の狂科学者(テンサイ)”の少女。平和のぬるま湯に浸かっていた“役立たずの機械音痴”少年。これはそんな少女と少年の恋と戦争と独裁の物語!