異世界の設定をほとんど理解できていない状態で読み始めてまあ「ドカコック」だしなんとかなるだろうと読み始めたがドカコックだったので問題はなかった。「ドカコック」を読まなくてもそのまま楽しめると思います。 気づいたけど「ドカコック」のシリーズって10年以上やってるね
当時発売時にちょっと界隈でバズった 土方のコックが建築現場で料理するのだが、描写絶妙に秀逸でクスッとする ランマーのリズムで料理するとか、この先この漫画以外無いんじゃないかな... そして何より料理が美味しそうなんですよねぇ とにかく勢いがすごいので、非常にサクッと読める ぜひ料理の合間にどうぞ
久しぶりに読み返したがやっぱりいい。不必要なぐらい熱い雰囲気。異常な野球愛が見事に組み合わさったいいマンガだった。読み返してみると色々細かい点で気になるところもあるけどその辺を考えたところでこのマンガの面白さには影響ない。今回気づいたけど羽根田耕って「榎本喜八」が元になってるっぽいね 続きが読みたい
※ネタバレを含むクチコミです。
伊藤智仁のファンは必読の一冊。 伊藤選手だけでなく、野村監督の個性もよく表現されていたところが良かった。
野球に詳しくない私でも、リハビリ中に出会う少年のお陰で、伊藤智仁選手の人生がわかりやすかったです。 人生のピークから一挙に地獄に投げ出された時、人間の真の強さが出てきます。 その辛い時期に何を考え、どう過ごすかのか。 愚痴一つ言わず黙々とリハビリするピッチャー伊藤は、常に観客の事を考え、チームのことを考え自分の事は後回し。 身体を酷使しての引退の時は、心と身体のバランスが難しい。 でも、ここばかりは、自分としっかり向き合って後悔しないように決めて欲しい。これからの、人生のためにも。 そして、心の拠り所の妻の包容力、本当にありがたい! それにしても、野村監督の表情筋すごいことになってます。(笑)
ネット連載でも楽しく読んでいたんですけども、やっぱり実際に本になると、もういちど読みたくなってしまいます。 それにしてもノムさんの亡くなった同じ年に伊藤トモの漫画が世に出るというのは因果なことです。やっぱり伊藤を使い潰したというイメージは拭い切れないですからね。そうなってくると、伊藤トモは不運な男だった、となりそうなものですけど、この漫画は何故か『幸運な男』と題されている。 まあ、漫画内でも野村監督は、めちゃくちゃ悪そうな風貌で描かれています。巻末の対談では、それでも抑えぎみに描いたと言っていましたけど、やっぱり悪そうなジジイにしかみえない(笑) でも、いつでも、どこでも、伊藤トモはノムさんのことを悪く言わないんですね。追悼のインタビューでも ~あまりほめられた記憶がないですが、1度、新人の時にねぎらってもらった試合があって。それは今でも忘れない。5月の中日戦で、勝てはしなかったが9回くらいまで無失点で。次の日に野村監督に『ああやっていけば必ずこの世界で成功できるから』と声をかけてもらって、非常に勇気づけられた~ と言っています。 あるいは、野村監督の25年ぶりの謝罪では ~僕はあそこで代えられたら嫌でした。マウンドを降りるほうが嫌でした。投手は先発したら完投するのが当たり前です。何球投げようが関係ないです。先発として最後まで投げるのが使命だと思います。何とも思っていませんよ、監督~ もう、これだけで泣けてしまいます。 選手の酷使を美談にすり替えるな、という声があるということももちろんわかります。選手は酷使されるべきではない、これは間違いのないことでしょう。でも、そのいっぽうで、伊藤トモのようにマウンドに執着する投手がいてもいいと思うのです。むかしの野球はとても野蛮で、近年ではそれが改善されつつあり、今年の春のセンバツではつい球数制限が導入されて、めでたし、めでたし、というはなしでは必ずしもないと思うのです。じっさいに高校球児から球数制限に反対する声だってありました「僕が最後まで投げられなければチームが負けるから」と。 選手はたしかに酷使されるべきではない。ただ、あれはしてはいけない、これはすべきではない、といった制約が日本の野球をせせこましくしていることもひとつ事実ではあるでしょう。球数制限のような流れは、今後さらに強くなってゆくことでしょう。でも、かつて日本野球は優雅で楽天的だった、ということも忘れたくないなあと思うのです。最高のピッチャーが9回裏に、最高のバッターにホームランを打たれて、でも、ふしぎと笑顔になってしまう、そんなような。 でも、まあ、野球そのものがどんどん窮屈でシビアになってゆくなかで、野球の楽天性をもっとも強く体現している漫画があるうちは、優雅で楽天的な日本野球は滅ぼないでしょう。『高速スライダー 幸運な男・伊藤智仁』も見事なまでに優雅で楽天的な日本野球を体現しています。最後のページで、それまで若い頃の姿で描かれていた伊藤トモが、とつぜん老けた現在の姿になって言うのです「ラッキーなんだと思います。ただ、それだけです」もう、この野球漫画的な楽天性にあふれた演出には涙を禁じえませんでした。
『とせい~任侠書房~』の続編。今度はヤクザの阿岐本組が学園経営に乗り出す、という展開です。荒れた高校の立て直しを組長にまかされた代貸・日村らが、学園上層部のやる気のなさや悪童たちの反抗、モンスターペアレンツの追放運動などの対処に悪戦苦闘するという、まあよくあるパターンといえばその通り。ですが、あいかわらず日村は逆境で輝く男で、微妙にずれた思想対立を、ときに熱く、ときに額に汗しながらも、胸のすくような活躍で解決してくれる。。無軌道な学生には大人のルールを教え、ヒステリックな親の言葉にキレそうになりながらもぐっとこらえ、同業者相手にはきちっとケジメをつける。ほんと、痛快極まりないです。本作では前作より少し絵も軽くなってやや凄みは薄れてますが、そのぶん青春学園ドラマとうまくかみ合っている印象。変にジェネレーションギャップをつけすぎず、ヤンキーVSヤクザの抗争みたいな展開になってないのが大人向けのコメディ、って感じです。さあ、このあとは病院編。こちらもぜひ漫画化してほしいものです。
異世界の設定をほとんど理解できていない状態で読み始めてまあ「ドカコック」だしなんとかなるだろうと読み始めたがドカコックだったので問題はなかった。「ドカコック」を読まなくてもそのまま楽しめると思います。 気づいたけど「ドカコック」のシリーズって10年以上やってるね