2008年9月28日。神奈川県横浜市のインターネットカフェで、従業員がトイレ清掃に入ろうとすると、なんとそこには血まみれのビニール袋が放置してあり、中に入っていたのは産み落とされたばかりの新生児だった。母親は30歳の住所不定の女で、個室トイレの中でうずくまっているところを発見された。「私は産んでない…」ひたすらそう繰り返す女。果たして、この惨状に至るまでの女の人生は如何なるものだったのだろうか? 現代ならではの女の事件の真相に肉迫する、リアル・スキャンダラス・ドキュメント!!
麻生真琴(34歳)は夫と息子を持つ主婦でありながら司法試験を通り、新米弁護士としての道を歩み始めた。同じく弁護士だった亡き父の遺志を継ぎ、さまざまな境遇に苦しむ依頼人と同じ目線に立ってがんばることを誓って。そんな真琴への新たなる依頼人は島田鈴代という中年女性だった。彼女の相談は自己破産について…16年前、町の小さな印刷屋を先代から受け継いだ島田功二と見合い結婚した鈴代だったが、その先代が亡くなり、印刷技術の飛躍的進歩とともに取引先が次々と離れていくと、会社の経営状態は急激に悪化し、もうにっちもさっちもいかない状況に陥ってしまう。自己破産して一からの再出発を夫に提言するものの、昔気質の夫は「そんな恥ずかしいことができるか!」と、意地でも会社を続けようとする。しかしますます事態は逼迫し、ついには自殺を図るところまで…! 命をムダにするよりも、もっと大切なことがあると、前向きな自己破産を促すべく功二を説得にかかる真琴だったが…?
麻生真琴(34歳)は夫と息子を持つ主婦でありながら司法試験を通り、新米弁護士としての道を歩み始めた。同じく弁護士だった亡き父の遺志を継ぎ、さまざまな境遇に苦しむ依頼人と同じ目線に立ってがんばることを誓って。そんな真琴がある日の息子の学校の保護者会で気になったのは、母親仲間の瀬尾のワケありそうな様子だった。話を聞くと、1週間前に小学生用の英語教材の訪問販売を受けたのだが、説明を聞いてよかれと思って契約したものの、実際にはその内容が違っていたというのだ。真琴の助言でクーリングオフに成功し、事なきを得たものの、なぜか瀬尾のところにはその後もさまざまな勧誘や訪問販売があとを絶たない…まちがいない、彼女は悪徳業者たちの間で流通する“カモリスト”に載ってしまっているのだ。瀬尾を助けるべく奮闘する真琴だったが…?
麻生真琴(34歳)は夫と息子を持つ主婦でありながら司法試験を通り、新米弁護士としての道を歩み始めた。同じく弁護士だった亡き父の遺志を継ぎ、さまざまな境遇に苦しむ依頼人と同じ目線に立ってがんばることを誓って。そんな彼女への初めての依頼は、川口茜という女性からの離婚をめぐるものだった。子供と二人で夫の暴力から逃れて今は友人のアパートに逃げ込んでいる彼女は、金遣いが荒く経済観念のまったくない夫と離れて生活を立て直すことを望んでいた。よりよく、より有利に、より確実に…離婚という勝利を勝ち取るための真琴の闘いが始まった! 普段の生活に関わる身近な法律問題をわかりやすく、そして面白く読ませるお役立ちエンタメ・コミックのシリーズ第1弾!!