しがない探偵の白鳥睦巳は、事務所が入っているビルの大家・三原親夜のことが好きで、家賃取りたてのために訪れる親夜をソファに押し倒しては逃げられる毎日。ある日、財閥・伊集院家の御曹司・双樹が執事の堂本とともに訪れる。父の死をきっかけに、自分に26歳になる異母兄がいると知った双樹は、その兄を探してほしいと依頼に来たのだ。報酬につられて調査に乗り出す睦巳だが、親夜との仲もなんだか微妙に変化して……!?
子供のころから面倒を見てくれていた有能な執事・上条の突然の死を悲しむ百合沢顕正の前に、新しい執事として現れた中務淳人。どこか謎めいた淳人を認めようとしない顕正は、上条が残した紹介状を携えた淳人が気にかかる。先代執事・上条と淳人の関係は……!?
実家の総菜屋で働く章弘のもとに訪れた彫塑家・能代。スランプに悩む能代は、章弘にモデルを頼む。なぜか能代に惹かれる章弘は…。