30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 豊田悠
閉じる
メニュー詳細
とある大陸にあるカルータ、ドラルド、エンブルーの三国は互いに助け合い歴史を紡いできた。王子たちも幼い頃から仲が良く、穏やかな日がこのまま続くと思われていた――あの夜までは……。その日、エンブルーの王子・アステラの元に『父がドラドルドの王を殺して自害した』という情報が入った。混乱するアステラだったが、真実を知るべくドラドルドの王子・ドルクの元に向かうことに。幼馴染の顔に安堵するアステラに対し、ドルクは助ける条件として自分の側室になることを要求してきて――!?「お前は俺の側室になるんだ」強引な幼馴染×囚われの王子、敵同士となった二人の許されざる恋。
アステラ、ドルク、リオはそれぞれ国が違う王族で幼馴染。
でも温厚なアステラの父が隣国の王、ドルクの兄を暗殺したことで関係が一変。
アステラは姉や姪を遠くに逃すことを条件にドルクの側室に。
温厚な父がそんなことしたとは信じられず、でもドルクもリオも何かを隠していて1番信頼していたはずの2人を信じられなくなって軟禁状態で苦しむアステラが可哀想で涙出た。
ついついアステラに感情移入して一緒に真相に驚いたw
3人の友情は本物だったしアステラ父が温厚だったことに変わりなく温厚だったからこそ起こった事件。
ドルクが幼少期からアステラ一筋だったのも本当。
人間関係と愛情、友情、サスペンスのバランスがとても良かった。