1話を読んで、率直に疑問だったこと。
友人間で絵の具の貸し借りってしないものなんでしょうか?もちろん一方的だったらだめだけど、お互いに足りなくなったときに助け合うって、普通じゃしないこと?一般の美術の授業ではあると思うけど、彼らのような美大芸大を目指している場合には、やらないんだろうか。
主人公は友人から絵の具を盗む際、かなり大きな罪悪感を背負いながらだったように見えます。それなら一度、貸してと頼んでみればよかったのにと思った。ましてや相手は欲しいときに欲しいだけ画材を手に入れることができる人。
なんでそれが出来なかったかというと、主人公が友人を見下していて、罪を犯すよりも借りを作るほうが嫌だったから?
主人公の親も、金銭的に余裕がないのは仕方がないけど、あれだけたくさん作品が評価されて実力がある子どもに冷たい態度を取るものだろうかと不思議だった。「親の遺伝子に感謝」って言ってるし、父親が名のある芸術家なのかな。
気になる部分はあれど、1話目からかなり引き込まれ、面白そうな作品だなと感じます。続きが楽しみです。