兎来栄寿1年以上前編集最早、兵器とも言える破壊力です。 人気イラストレーターであるitoさんが描く、淡いフルカラーで彩られる青春の1ページ。 ある人は、若い男女のもどかしくなるようなやり取りに緩む頬やときめく心を止められないことでしょう。 またある人は、異次元のようなできごとに虚無感を覚え魂の慟哭が起こるでしょう。 読む人の人生を照らし浮き彫りにしてしまうほどの、何なら粒子に返してしまうほどの眩さを放つ、純然たるボーイミーツガールです。 高校生になって最初の日に出会った、同じクラスの前の席の男の子。 初めて触れた手。 勉強会。 初めての通話。 初めて一緒にする校外でのお出かけ。 ふたりで乗る観覧車。 席替え。 そして…… ある種『別冊マーガレット』や『デザート』を超える甘さを呈しながら、しかしそれだけでは終わらずアオハルの渦中の繊細な感情を丁寧に掬い取ってつぶさに描いていきます。 高校生の男女が迎えていくひとつひとつのイベントが、itoさんの絵の魅力を伴って心を揺さぶってきます。 「あったなぁ、こんなとき」 と共感するか。 「自分の人生にはまったく存在しないものだ」 と断絶を感じるか。 あなたはどちらでしょうか。9わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ「今日、私にはじめての恋人ができた。」荻野美穂は恋に憧れる高校一年生。入学を迎えた春、前後の席ゆえに起きたある出来事をきっかけに、サッカー部の村田くんとの距離がどんどん縮まっていき……。青春のきらめき、痛み、ときめき。恋人たちの日常の一コマを捉え、すくいとってきたイラストレーター・itoがフルカラーで描くのは、永遠に続くように思われたあおく瑞瑞しい日々。これは、かつてのはじめてを思い出す、“あなた”のラブストーリー。続きを読む
最早、兵器とも言える破壊力です。
人気イラストレーターであるitoさんが描く、淡いフルカラーで彩られる青春の1ページ。
ある人は、若い男女のもどかしくなるようなやり取りに緩む頬やときめく心を止められないことでしょう。
またある人は、異次元のようなできごとに虚無感を覚え魂の慟哭が起こるでしょう。
読む人の人生を照らし浮き彫りにしてしまうほどの、何なら粒子に返してしまうほどの眩さを放つ、純然たるボーイミーツガールです。
高校生になって最初の日に出会った、同じクラスの前の席の男の子。
初めて触れた手。
勉強会。
初めての通話。
初めて一緒にする校外でのお出かけ。
ふたりで乗る観覧車。
席替え。
そして……
ある種『別冊マーガレット』や『デザート』を超える甘さを呈しながら、しかしそれだけでは終わらずアオハルの渦中の繊細な感情を丁寧に掬い取ってつぶさに描いていきます。
高校生の男女が迎えていくひとつひとつのイベントが、itoさんの絵の魅力を伴って心を揺さぶってきます。
「あったなぁ、こんなとき」
と共感するか。
「自分の人生にはまったく存在しないものだ」
と断絶を感じるか。
あなたはどちらでしょうか。