私は先日ボロボロ泣きながら読んだのでハッとさせられました。そもそも「絵本・創作」がテーマなので意外性はなくて当然(子供が読むような王道の物語)だと疑いもしませんでした。
>展開やコマの結びつきの不自然さ
すごく漫画に対する感性が鋭いんですね…全く気付きませんでした!今度読むときにあたらめて注意しながら読み返してみたいのでよかったら何ページか教えてください!
台湾のマンガ家さんだけど日本っぽさ全開の絵柄で上手。
話の内容も最終的にこうなるといいし、そうなるんだろうなーと思って安心しながら読める。
レベルの高い描画力と雰囲気のある頁。
でもソレしか無いなぁと辛口評価をせざるを得なかった。
日本の漫画好きとして斜に構えてしまってる前提だけど、
展開やコマの結びつきの不自然さが目立つし、台詞回しの不自然さ(これはもしかしたら翻訳?の問題かもしれないけど)物語の流れの作り方に対する納得度など、ツッコミを入れながら見てしまうところが多かったし、致命的なのは物語に意外性がなすぎるところかな(狼作家の見た目で意外性持たせたり、キャラクターの強さに完全に負けている)
読んでいて改めて日本の漫画編集者のナレッジ的なものが如何に強くて重要かを感じた。本作も日本のマンガ編集がついてるんだとは思うけど、もっと磨けるんじゃないかって偉そうに思ってしまった。
ただ、これは大抵の海外のマンガ作品に同じように感じるので(コマとコマの間の空気などがなく、アメコミ的にフキダシに詰め込む+見せたい画角で描いた上に台詞を載せているだけでは?と)そもそもの造りたい形が違うのかもしれない。
結論として、私がやっぱり斜に構えてしまっているのだとは思う。
私は先日ボロボロ泣きながら読んだのでハッとさせられました。そもそも「絵本・創作」がテーマなので意外性はなくて当然(子供が読むような王道の物語)だと疑いもしませんでした。
>展開やコマの結びつきの不自然さ
すごく漫画に対する感性が鋭いんですね…全く気付きませんでした!今度読むときにあたらめて注意しながら読み返してみたいのでよかったら何ページか教えてください!
偉そうに書いてしまってすみません。
けして悪く言いたかいのではなく、出だしから期待が高まりすぎて最終的に読み終わった直後に「もっとこうなら良いのに」と感想を書いていたらあんな感じになっちゃいました。
私が勿体ないと感じていたのはほとんど下巻で、上巻はあまり違和感はなかったです。
ただ、全体的にゆっくり読めばいいんですがどうしても目が滑るところがあるのでやっぱり引っかかっちゃうんですよね。
どこが、というのが少し難しいんですがこれは割りと全体的にメリハリが足りないからかなという気がしてます。
あとこれは翻訳の問題かもしれないですが台詞は違和感強めで引っかかっちゃいました。
例えば下巻のP31の最後のコマの「どうして聞かないの 小さな魔女が〜」という長めの回想とか(子供っぽくない・倒置法が引っかかる、と感じて意識が一瞬引っ張られてしまう)
P50〜51のシーン全体とか、P86〜95のシーンの流れとか
あら捜しみたいになってしまったんですが、改めて読み返すと上巻と下巻でやっぱり完成度にちょっと差があるように感じました。
ただ、読み返したことで思ったのはやっぱり映画みたいな造りをしていてそもそも日本のマンガとは違うところが多いけど、絵柄やコマ1つ1つや演出はかなり日本っぽく見えて、どうしても比較しちゃうとこがあって惜しいなと思っちゃうという話でした。
個人の感想なので気を悪くしてしまってたらごめんなさい。
「日本らしさ全開の絵柄」や「日本らしい演出」というのもただの思い込みでは?と思ってしまった。
あ、これ台湾らしい作品なんですか?
他の台湾漫画知らないけど台湾漫画と銘打って出てきたので、日本と遜色ないと思ったからそういう言い回しをしました。
個人の感想なんで私の思い込みでしかないですよ。
孤児院で暮らす少女「ヘレナ」は絵本を読むのも描くのも大好き。ある日、一番好きな絵本作家「悪いオオカミさん」のサイン会に行けることに。期待に胸を膨らませるヘレナだが、悪いオオカミさんはスランプの真っ只中にいた…。絵本を通じて出会ったふたりは、お互いに影響し合いながら、新たな一歩を踏み出そうともがく。痛みを抱えた少女と大人。歳の差を超えた、感動物語。
孤児院で暮らす少女「ヘレナ」は絵本を読むのも描くのも大好き。ある日、一番好きな絵本作家「悪いオオカミさん」のサイン会に行けることに。期待に胸を膨らませるヘレナだが、悪いオオカミさんはスランプの真っ只中にいた…。絵本を通じて出会ったふたりは、お互いに影響し合いながら、新たな一歩を踏み出そうともがく。痛みを抱えた少女と大人。歳の差を超えた、感動物語。