30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 豊田悠
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親友…“あの日”までは確かにそうだった。だけど今は少なくとも――…。裕福な家に生まれながらも、病弱で孤独な少年・鼎を支えてくれたのは、明るく元気な庭師の息子・瑞季。鼎にとって初めてできた大切な親友。しかし、ある事故が原因で瑞季は鼎を庇い背中に大きな傷を負う。そこからすべてが変わってしまった―…。高校生になった鼎を支配するのは、瑞季への強い想いと独占欲。「自分だけの瑞季でいて欲しい…それが無理ならいっそー…」◆収録内容◆「木陰の欲望」全6話/単行本収録描き下ろし/電子限定描き下ろし(おまけ漫画1P)
雰囲気は爽やかさと鬱屈した感じがごちゃ混ぜ。
無理矢理シーンが苦手な私でも大丈夫だった。
⚠️ダメな人もいるかもしれないので要注意。
お互いが相手のこと初恋の勢いで昔から両思いだったのに、それを隠すことで周りに不協和音を生み出した。
薄幸漂う美貌でモテモテの鼎のことが好きな子たちにはその鼎にベッタリの瑞季のことが邪魔。
(にしてもあの女は性格悪かった💢)
信二はある程度の事情を知っているから周りの瑞季への評価が歯痒かったと思う。
最後、大人になった2人があの場所で変わらず一緒にいるところが見れて良かった。
両片思いだった頃の薄っすらした禍々しさも消えて穏やかになってた。