大酒のみの代打屋の人生劇場
1970年代から2014年まで連載が続いた水島新司さんの長寿野球マンガ。 主人公の代打屋「あぶさん」こと景浦安武の人生を描いた漫画です。 あぶさんは大酒飲みのため、いつクビにされるかわからない状況下で野球選手を続けるというような状態で、飲まなければやっていられないお人であります。 南海ホークスというパリーグの実在する球団(1989年に福岡ダイエーホークスに名称変更)に入り、プロ野球選手として活躍します。 南海ホークスに所属していた実在の選手も作品中に登場するので、1970年代から80年代のプロ野球パリーグが好きだった方であれば、より楽しめるのではないかと。 単行本が全107巻と、歴史が長く大変なボリュームでありますが、長い時間読んでいても飽きない面白さがあるのは間違いないです。