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疲れた人に夜食を届ける出前店

他人が作ってくれるご飯は美味しい

疲れた人に夜食を届ける出前店 中山有香里
ゆゆゆ
ゆゆゆ

疲れたときは食べて一息つくのが一番ですね。 ひたすらさまざまなシチュエーションで、さまざまな料理が提供される。 ただそれだけなのに、ほのぼのします。 料理がつやつや美味しそうなのも良いです。 ウィンナー目玉焼き丼と私が呼ぶ、『よつばと!』のとーちゃんが作っていたご飯が出てきて、「このごはんは元気が出るよね〜」と思ってしまいました。 半熟目玉焼きに醤油をたらりして、黄身を崩して卵かけごはん風に食べても、ウィンナーにケチャップをつけて、ケチャップライスになったところを食べても、目玉焼きとウィンナーだけを食べる贅沢をしても美味しいので好きです。 この漫画が、「食えば元気出る。元気が出ればがんばれる。がんばれ!!」と押し付けがましく感じないのは、くまさんのおかげでしょう。 がんばれないときは立ち止まって休めばいいんです。 ちなみにこの本がレシピ系漫画本と気づかず、最初の「料理をする上での注意事項」がどんな意味を持つのかわからず、まじまじ読み込んでしまいました。 料理をする上での注意事項だけが書かれていました。 めんつゆの濃度は確かに重要です。我が家は4倍濃縮でした。

先生の子を妊娠しました

不朽の名作が電子で復活 #1巻応援

先生の子を妊娠しました
兎来栄寿
兎来栄寿

きづきあきらさん&サトウナンキさんの過去作品『いちごの学校』が、改題され電子書籍として刊行されました。 きづきあきらさん&サトウナンキさんといえば、人間の闇や病みを描くことに定評のあるコンビで私は名前を見掛けたら必ず作家買いするほど好きです。代表作は『ヨイコノミライ』や『うそつきパラドクス』などが挙げられると思いますが、場合によってはこちらを最高傑作と推す人もいるほどの名作です。 改題された新タイトルの通り、本作は女生徒が先生と関係を持ち子供を孕んでしまう物語です。一般的な恋愛マンガでは、男性教師×女生徒という組み合わせはそれなりにポピュラーなジャンルです。しかし、本作の場合はそれが非常にリアルで重いものとして描かれます。 特に印象的なのは、女生徒を妊娠させた主人公の「責任」。「責任を取る」と口で言うのは簡単でも、実際にそうなってしまった時にどうするのが「責任を取る」ことになるのか。相手に対して、相手の親に対して、自分の親に対して、学校に対して、同僚に対して、生徒に対して、そして自分の子供に対して。 愛する気持ちがすべてに勝る甘美で絶対的なものだったとしても、その先にある果たすべき道義や免れない誹りと向き合った時に、生身の人間はどうしたって削れます。現実がそれほど容易くないことを、重みを持って描いています。 主人公が受け持つ現国のテストのように曖昧な部分はあったとしても、それでも学校のテストには答があります。しかし、人生には定型の答はありません。幸せとは相対比較したり誰かに決められるものではありませんが、それでも愛する人と結ばれ愛する人との間の子を授かった彼らが、本当に幸せと言えるのだろうかと考えずにはいられません。 引用される『星の王子さま』や『ひかりごけ』やボードレールなども人によって解釈が様々に分かれる作品であり、そのことを一層強調しているように感じます。 1話ラストの ″自分の命が自分のために存在しなくなった とりあえず今 それだけはわかるんだ″ というモノローグが昔からとても好きでしたが、かつて読んだときよりも実感を伴っています。 余談ですが、甘々な夫婦生活部分と学生時代のツンツンな時の対比をシンプルなラブコメとして描いたら今のTwitterではバズりそうだなぁと詮無きことを思いました。