名無し

幼少期、自分が母を撮った写真が原因で両親が離婚。それから人物を被写体にすることができなくなってしまった少年が主人公。彼がそのトラウマを乗り越えられたところは良かったです。
その被写体となる人物ができれば公にしたくない姿でも、綺麗だとおもったら写真として記録したい、綺麗だと伝えたい、という写真好きとしてのポリシーはいいと思うのですが、あの夜の街を歩く彼女は本当に綺麗と言っていいのだろうか?とちょっと思ってしまった。

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綺麗だと伝えて

きれいだとつたえて
著者:流川桐伍
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