古今東西、ギャルに合わない題材ってあるのか!?というのがこのところのもっぱらの命題なのですがその疑問がまた一つ解消されました。クトゥルフも合う。
駆け出しアイドルの女子高生フタバちゃんがたまたま拾ったクトゥルフを「くーぴん」と名付けて飼い始めたことから周りで不思議な出来事が起こり始め、学校生活アイドル活動全てが不思議な力で順調に回り始めるのが見てて楽しいところ。不思議な力ってあるんだなぁ。
これまであまたの登場人物がクトゥルフの前に人生をメチャクチャにされてきたわけですが、本作の主人公はギャルだから正気度判定が勝ちすぎて絶対にSAN値下がりません。この説得力が半端じゃないです。ギャル強すぎる。クトゥルフへの答え、ギャルでした。
異常に湿度の高いファンクラブ「深きものども」が結成されたり狂気山脈でライブが開催されたり元ネタのいじりもツボを押さえてあって面白いです。
ぜひこれからもフタバちゃんには末永くくーぴんちゃんと仲良くクトゥルフライフを送ってほしいですね。いあ!!(結びの言葉)