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勝手にトランスジェンダー夫婦の話かと思っていたらマジの「中身入れ替わり」の話でした。職場結婚した夫婦で、家事育児に非協力的な夫とその妻がある日入れ替わってしまいます。
設定的に、夫のほうが今までいかに妻だけに負担をさせてきたかを気づくストーリーになるかと思ったんですが、もちろんそういった面もありつつ、お互いがお互いにどんな思いで仕事をして、生活をしてきたかを知ることで、円満な夫婦になるために努力をするようになる、という夫と妻どちらの目線でも読める話でした。
仕事に生きがいを見出してる人って、こうなりがちなのかなと。家事育児をしないことを一方的に非難するんじゃなく、どういう立場でどんなプレッシャーを抱えながら仕事をしてるのか、男だから(女だから)と受けてきた差別など、知ってるとまた違うんだろうなと思いましたけど、主人公たちのように同じ職場でフルタイムで仕事してるという共通点がないと、難しいですよね…
妊娠疑惑が出たときに、産婦人科で夫がかつて妻の妊娠中にどんな心無い言葉をかけてきたか知ったシーンは良かった。これも入れ替わらなければ気づかなかったことでしょうけど。
そして夫婦入れ替わり以外にも、娘の発育が遅れがちという悩みも付いてきます。2巻以降、この問題ともどう向き合ってくのか気になるところ。元気だったらそれでいいと思っても、そう割り切れない場面がたくさんありますよね。
共働きの夫婦、倉木ちとせと倉木堅には2歳の娘、ななせがいる。近所に住む、ちとせの母に子育てのサポートを受けつつ、仕事と育児をこなしていたある日、ちとせと堅の体が入れ替わってしまった!? 仕事、育児、ママ友トラブル――、妻、夫それぞれが初めて知るジェンダーバイアス。子供のためにどう乗り越える!?
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現代日本の痛みを描く医療漫画の新機軸! この児童精神科医は、発達障害を凸凹と呼ぶ。あなたの凸凹にハマる生き方が必ずある。/日本で発達障害と診断されている人はおよそ48万人。そして、子どもの10人に1人は、何らかの障害を抱えているとされる現代。人知れず学校や家庭でトラブルを抱え、孤独や苦痛に耐えながら生きる人たちがいる。児童精神科医は、そんな親と子に向き合い続ける。第1巻は「でこぼこ研修医のカルテ」「金の卵」「学校に行けない子ども」の3編を収録。
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