名無し

中学まで必死に剣道に打ち込んでいたが、高校では剣道を捨ててバスケットボール部に転校する男の子の話。
暗い過去を振り切ろうと慣れないバスケに挑むが…。

口数は多くない主人公ながら、恵まれた体格を活かしたビッグプレーで必死な気持ちが伝わってくる。中学時代のフラッシュバック挟むなど、ちょっと暗めの青春部活ものとしては好き。とにかくバスケ部の人達がみんな良い奴で良かった。中学時代の仲間たちとの関係まで修復できてないのは少し心残り…。仲直りできる伏線などあれば、もっと良い読後感になってそうだなと感じました。

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