public
star_border
star_border
star_border
star_border
star_border
世の中には安易に好きと言っていけないものがあると思う。山登り…絶叫マシーン…そしてこの読切のテーマ「激辛」。
新しい部下の女性に、なぜか危険な匂いを感じて苦手意識を持っていた主人公は、彼女から「私のこと苦手ですか…?」と尋ねられ、フォローのため食事をおごることを提案する。激辛料理が好きだという部下の言葉を聞き、主人公は実際は人並みのくせに調子よく「辛いものに目がない」と返事をし、2人は新橋の中華料理屋「味覚」を訪れる…というあらすじ。
★★★☆☆3.49 ■【ご宴会予約承り中】2H飲み放題付コース3,900円 ~◎特級の麺点師による本格中華を堪能! ■予算(夜):¥2,000~¥2,999
女性の手前、男の意地を懸けて完食したいが、頼んだ麻婆豆腐は調理中店内に漂う空気でむせるレベルの代物。「見せてやる 男の意地をっ!!」からの「全然無理!!」の即オチが最高だった。
激辛料理を食べながら、主人公が「もしやこの部下は、激辛に四苦八苦している自分を見て楽しんでいるのでは…?」疑心暗鬼になる描写がめちゃくちゃ上手い。
8月に『第4回俺の零話プロジェクト』の読切として公開された本作は、見事11月12日よりイブニングにて連載がスタート。
今後もこの2人に会えるのを楽しみにしています。
激辛料理?苦手じゃないよ………たぶん。【俺の零話読み切りプロジェクト第4回】(イブニング2019年18号)