「今まさに現実でも起こっていそう」っていうところ、すごいわかります…!
配信文化とか、Twitterとか、「推し」っていう思想とか、誰にとっても身近だって感じられる作りになってる。
2019年の今この瞬間にしか出てこない作品なんだろうなって思いますし、自分が生きてる時代のマンガを読んでるんだっていうじんわりした幸せがありましたね…。
画風と内容がマッチしまくってて引き込まれた読切。
推していたアイドルが卒業して無気力だった主人公と、主人公が見つけた次の推し、地球の通訳アイドル(配信者)の「LPE(※ラブ・ピース・アース)」ちゃんの物語。
https://comic-days.com/episode/10834108156659883843
今まさに現実でも起っていそうなやけに生々しいストーリーで、架空の話なのにこういう人たちのことを知っている気がした。
1ページ目のアオリに「ちばてつや先生が『僕には描けない線!』と絶賛」とありましたが、たしかに読み終わる頃には「白黒ハッキリした色使い、揺れる線で描き込まれた背景、デフォルメの効いた顔」という画風のとりこでした。
散田先生の絵、最高にお洒落で好きです。
「今まさに現実でも起こっていそう」っていうところ、すごいわかります…!
配信文化とか、Twitterとか、「推し」っていう思想とか、誰にとっても身近だって感じられる作りになってる。
2019年の今この瞬間にしか出てこない作品なんだろうなって思いますし、自分が生きてる時代のマンガを読んでるんだっていうじんわりした幸せがありましたね…。
わたしたちは忘れてしまう生き物、だけど──。【第75回ちばてつや賞一般部門大賞受賞作】(モーニング2019年28号)