豚まんに何かつけるっていうのは初めてこの漫画で初めてみた。からしは試してみたら結構良かった。
主人公は売れない役者の猪部勝太。「ブタ野郎!!」って罵倒するセリフが上手く言えなくていつも監督に怒られているんだが、ある日訪れた店に飾ってあった豚の絵が描かれた皿をもらったことがきっかけ?で今までは食に興味がなかったのに豚肉を食べまくる生活が始まるっていういろんな豚料理を食べる漫画。
役者業とか家族の話もあるんだけど、豚の生姜焼きの厚さはどのくらいが好きか?とかという話がほとんどで、カツカレーはどう食べるべきか?とか豚まんに何かける?みたいな豚を食べるだけじゃなくて食べ方とかも含めて丸々一冊豚肉についての漫画になっている。豚が食べたくなって豚にちょっと詳しくなれる漫画。
豚まんに何かつけるっていうのは初めてこの漫画で初めてみた。からしは試してみたら結構良かった。
豚なのに猪部勝太っていう名前が好き
ラズウェル先生の漫画はどれも好きなんだが、
豚肉がテーマの作品と聞いて、
正直、なんじゃそれ、って感じで
なかなか読まなかった。
読んでみたら面白かったけれど(笑)。
豚肉って誰もが好きだけれど
高級かと言うとちょっと違う。
食材としては良く言えば庶民的なんだが、
牛肉に比べるとどうしても下に見られるし
豚って美醜を表現するさいには
醜の代表みたいに言われる存在だし。
そんな「豚」ってのをキーワードにして
コミックス1巻でちょうどうまくまとまった
良い話になっていた。
豚って良いよね、って思わせる漫画。
養豚場の話まで出てきて驚いた。
普通の食漫画では触れないところだ。
触れたら「食べるのがかわいそう」とかになりかねない。
豚は寝ているか食っているかばかり、みたいな話もでるし、
「不健康」とか「生き物の扱いとしてどうか」とか
言われかねない。
けれど普通に養豚場の人が
「やっぱりウチの豚は美味い」
とか言ってアッケラカンと食べているシーンもあるし、
そのへんはラズウェル先生の漫画らしいなあと思った。
『酒のほそ道』のラズウェル細木が、知ってるようで知らない“ブタ肉”について考えた。とんかつ作法へのミクロなこだわりから、養豚場見学記まで。身近だけど実は奥深い食材・“ブタ肉”入門漫画!!※ちなみに主人公は売れない役者・猪部勝太(いべかつた)です。
『酒のほそ道』のラズウェル細木が、知ってるようで知らない“ブタ肉”について考えた。とんかつ作法へのミクロなこだわりから、養豚場見学記まで。身近だけど実は奥深い食材・“ブタ肉”入門漫画!!※ちなみに主人公は売れない役者・猪部勝太(いべかつた)です。