バベルっていうタイトルからもだけど、神話っぽさはちょっとある
高次の存在が描かれると、まぁだいたい神話っぽさってあるんだけど
ばべる
近未来の描き方っていろいろあるけれど、本が電子化されたことで社会構造が変化した系は初めてだった
物語的には、本が電子化されたことで量子的に?分析?することができて、情報生命体を発見した・・・とか、圧縮した情報で攻撃するみたいな感じだからファンタジーとしてカテゴライズもできるんだろうけど、SFかなぁって俺は思った。
レイ・ブラッドベリ『華氏451度』の真逆って感じ
バベルっていうタイトルからもだけど、神話っぽさはちょっとある
高次の存在が描かれると、まぁだいたい神話っぽさってあるんだけど
本というよりも、本が電子化=情報化したことで、情報の定義が拡大したって感じなのかな
だから、宇宙もまた一つの本、みたいな
宇宙が・・・とか、情報が・・・みたいな展開は多かったけど、読みにくさはなかった。むしろ良いテンポで進んでいった
ちょっとBLっぽさもあったよね
別に恋愛してたってわけじゃないけど、ほのかに
人類を高次の存在へ進化させよう系のSFとしても新しさがあったね
だいたい、人類補完計画みたいな感じが多い印象だけど、バベルは本・情報って切り口で具体性もあったし