バベルっていうタイトルからもだけど、神話っぽさはちょっとある
高次の存在が描かれると、まぁだいたい神話っぽさってあるんだけど
近未来の描き方っていろいろあるけれど、本が電子化されたことで社会構造が変化した系は初めてだった
物語的には、本が電子化されたことで量子的に?分析?することができて、情報生命体を発見した・・・とか、圧縮した情報で攻撃するみたいな感じだからファンタジーとしてカテゴライズもできるんだろうけど、SFかなぁって俺は思った。
レイ・ブラッドベリ『華氏451度』の真逆って感じ
バベルっていうタイトルからもだけど、神話っぽさはちょっとある
高次の存在が描かれると、まぁだいたい神話っぽさってあるんだけど
本というよりも、本が電子化=情報化したことで、情報の定義が拡大したって感じなのかな
だから、宇宙もまた一つの本、みたいな
宇宙が・・・とか、情報が・・・みたいな展開は多かったけど、読みにくさはなかった。むしろ良いテンポで進んでいった
ちょっとBLっぽさもあったよね
別に恋愛してたってわけじゃないけど、ほのかに
人類を高次の存在へ進化させよう系のSFとしても新しさがあったね
だいたい、人類補完計画みたいな感じが多い印象だけど、バベルは本・情報って切り口で具体性もあったし
近未来――全ての「知」は電子化され管理される「ビブリオテック(電子図書の仮想都市)」の時代。そのビブリオテックに異変が起こっていた。「パランセプト(重ね合わされたもの)」と呼ばれる不純物が、データに混在する現象が収まらない。その理由は…!?主人公、オレッセンは、両親を巻き込んだ子供時代の衝撃的な体験を踏まえて、このパランセプト除去作業に従事することになるが、やがて、その異変は、宗教、政治、そして彼自身をも大きく巻き込んでいく…!!!電子書籍全盛の近未来を軸に、人類最古の「文字」「書物」をも巻き込み、その歴史と共に紡がれる、壮大なSFファンタジー。……果たして、人類は何を伝えるために「本」を生み出したのか!?オール描き下ろしの第1集は、オレッセンの幼き日の衝撃的体験をつづった「folio0(序章)」から、成人した彼のビブリオテックでの奮闘をつづる「folio1~3」の計4章を収録(「folio4」以降は、IKKI本誌にて連載予定)。なお、オビにはアニメ監督の神山健治氏によるコメントも予定されている。――ジャンルは違えども、時代の大きな変革期に対する思いは共通と言えよう。
近未来――全ての「知」は電子化され管理される「ビブリオテック(電子図書の仮想都市)」の時代。そのビブリオテックに異変が起こっていた。「パランセプト(重ね合わされたもの)」と呼ばれる不純物が、データに混在する現象が収まらない。その理由は…!?主人公、オレッセンは、両親を巻き込んだ子供時代の衝撃的な体験を踏まえて、このパランセプト除去作業に従事することになるが、やがて、その異変は、宗教、政治、そして彼自身をも大きく巻き込んでいく…!!!電子書籍全盛の近未来を軸に、人類最古の「文字」「書物」をも巻き込み、その歴史と共に紡がれる、壮大なSFファンタジー。……果たして、人類は何を伝えるために「本」を生み出したのか!?オール描き下ろしの第1集は、オレッセンの幼き日の衝撃的体験をつづった「folio0(序章)」から、成人した彼のビブリオテックでの奮闘をつづる「folio1~3」の計4章を収録(「folio4」以降は、IKKI本誌にて連載予定)。なお、オビにはアニメ監督の神山健治氏によるコメントも予定されている。――ジャンルは違えども、時代の大きな変革期に対する思いは共通と言えよう。