ぷらいむろーずてづかおさむぶんこぜんしゅう
プライム・ローズ
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あらすじ

いつの時代かも、どの場所かもわからない……。敵対していたククリット王国とグロマン王国は和平のため、お互いの生まれてまもない第三王子と第三王女を交換した。ククリット王国の王女として立派に成長したエミヤだったが、スポーツ大好きのおてんばな性格で、両親はいつも手をやいていた。ある日の舞踏会で、グロマン国のピラール殿下の踊りの誘いを断ったエミヤだったが、知られざるふたりの関係とは……!? <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT348~349『プライム・ローズ』第1~2巻収録 <初出掲載>1982年7月9日号~1983年6月3日号  週刊少年チャンピオン連載

あとむきゃっとてづかおさむぶんこぜんしゅう
アトムキャット
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あらすじ

交通事故で死んでしまった子猫・アトムは、宇宙人の科学によって“鉄腕アトム”と同じ七つの力を持つスーパーキャットとしてよみがえった! 作者自身による『鉄腕アトム』の意欲的パロディ! ほかに一角獣の子ども・ユニコのキュートな活躍を描く『ユニコ 小学一年生版』を併録。 <収録作品>アトムキャット/ユニコ 小学一年生版<手塚治虫漫画全集収録巻数>『アトムキャット』 MT309『アトムキャット』収録  『ユニコ 小学一年生版』 MT310『ユニコ 小学一年生版』収録<初出掲載>『アトムキャット』 ニコニココミック 1986年7月号~1987年2月号  『ユニコ 小学一年生版』 小学一年生 1980年4月号~1984年1月号

とってもほんわり♪アトムのセルフリメイク!!

1986〜1987年に連載された作品です!手塚先生が亡くなられるのが1989年なので、最晩年期の作品です。 同時期に連載されていた手塚作品は、ミッドナイト、火の鳥 太陽編、陽だまりの樹だそうです。すっ、すごか! そんな時期に書かれた本作品は、流石の読み味で、低年齢向けに書かれたものながら、大人まで楽しめます!!猫のアトムがとってもめごいです!!! アトムは直接登場せず、アトムばりに魔改造されたサイボーグネコのアトムが活躍します。 主人公が元祖アトムのマンガをよく読んでるのですが、アトムの7つの威力(十万馬力・お尻からレーザーガン・目がサーチライト・70ヶ国語をじゃべる・ジェットエンジンで空が飛べる・人言の良い心と悪い心をテレパシーでキャッチできる・聴力を1000倍にできる)について「なんかせこいなァ どれも」と一刀両断にするという自虐ギャグが見どころです。 同時収録は「ユニコ 小学一年生版」!1980年から4年にわたって同誌で連載されていたとのことなので、確実に私も読んでるはずなのですが、あまり記憶がありません。。 オリジナルのユニコは女子向けっぽい感じでしたが、こちらのユニコはドラえもんとかの感じで、男子の私も楽しめました! 途中からラゴンという竜の子供が、さらに途中からチャオという猫の子供(声が悪くて泣くとゴキブリが出るという特殊能力の持ち主)が仲間に入ります。その2キャラもとってもめごいです!! めごいものに目がない諸兄はぜひ読んでみてください!毒要素もないため、お子さんが手に取っても大丈夫です!!

酒チャビン
酒チャビン
あとむこんじゃくものがたりてづかおさむぶんこぜんしゅう
アトム今昔物語
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あらすじ

地球へやってきたイナゴ型宇宙人のロケットが墜落! その大爆発に巻き込まれたアトムは、ショックのためタイムスリップの旅へ……。50年前の日本、戦火のベトナム、ロボットたちが自由と権利を求めて立ち上がる世界……、過去と近未来の世界でアトムが出遭う難事件の数々。はたして人間の社会に未来はあるのか!? ロボット時代への予言と警鐘をこめて贈る大巨編! <手塚治虫漫画全集収録巻数>◦MT240「アトム今昔物語」1巻収録 ◦MT241「アトム今昔物語」2巻収録 ◦MT242「アトム今昔物語」3巻収録<初出掲載>◦『アトム今昔物語』 サンケイ新聞 1968年9月28日~1969年2月28日連載

なないろいんこてづかおさむぶんこぜんしゅう
七色いんこ
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あらすじ

七色(なないろ)いんこは、どんな役をもこなす天才役者。しかも、突然の代役でも完璧にこなし、舞台の出演料はいっさい取らないのだ。そこには、劇場にやってくる金持ちから金品を盗みとるという裏の目的があった――。古今東西の演劇をモチーフにした、軽妙洒脱な連作犯罪活劇! <収録作品>ハムレット/どん底/人形の家/修禅寺物語/ガラスの動物園/検察官/電話/ゴドーを待ちながら/アルト=ハイデルベルク/誤解/ヴァージニア・ウルフなんかこわくない/ピーター・パン/幕間/化石の森/じゃじゃ馬ならし/彦市ばなし/シラノ・ド・ベルジュラック <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT341~343『七色いんこ』第1~3巻収録 <初出掲載>週刊少年チャンピオン 1981年3月20日号~1982年6月4日号 連載

裏稼業プロフェッショナル三部作のひとつ

医者のブラックジャック、タクシードライバーのミッドナイトと並んで舞台役者の七色いんこが活躍する、裏稼業プロ三部作のひとつです!いずれもチャンピオン掲載作品で、こちらはBJ終了後、ドンドラキュラを挟んで1981年〜1982年に連載されたモノです! つくりはブラックジャックなどと似た感じで、一話関係で何かしかを解決していくヒューマンドラマです。役者が主人公だけあって、毎回のテーマが実際の演劇に準えたものとなっています。 最初はかなり面白く、正直中盤は少しダレてきてパワーなくなってくるのですが、最後の最後のまとめ方が圧巻です。再読で結末がわかっていてもゾワゾワします!!ヅカ先の作品でも、そこまで知名度が高い方ではないと思いますが、もう少し中盤が短くてこのラストだったら名作になってたと思います。 途中からホンネが登場するのですが、これがいまいち最後まで効いてこなかったのが少々残念でした。本人はホンネに苦しめられるも、他人から見るとボロ布に見えるってのはアイデアとしては良かったと思います。 ロボットカーの話も、ここ数年自動運転がメジャーになってきてるので、興味深く読めました。 なお、ピーターパンの回では、手塚先生が描いたドラえもん(ヘタです)も登場するので必見です。

酒チャビン
酒チャビン