びゃくやひめ
白夜姫
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【おまけ描き下ろしマンガ6p付き!】月の国と繋がった世界。月の国の女王カグヤと結婚し月の王となる権利を得るため、日の国の武士達はカグヤの要求した5つの宝を探しに月へ繰り出した! 破竹村の竹取のシロはこの争いで父を失ったことを、父を見殺しにした武士から聞く。怒りに震えるシロは戦いに終止符を打つために月に渡る事を決意。そして月へと繋がる門の前で最強と言われる武士5人衆と出会い!? シロたちの冒険がいま始まる…!!(このコミックスには「白夜姫[ばら売り] 第1~7話」を収録しております。)

変態性低気圧
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あらすじ

雑誌「少年ジェッツ」の創刊記念新人賞ギャグ部門に入選してデビュー。たちまち人気沸騰した、ギャグ漫画界の変態ニューウエーブ・なんきんの第一作品集。

4コマギャグの、早すぎた金字塔

吉田戦車『伝染るんです。』は、4コマというジャンルを超えて、ギャグ漫画の歴史における激震のサード・インパクトだった。 それは、劇画における大友克洋の存在に匹敵する衝撃だっただろう。 しかし、とりあえず4コマというジャンルに絞れば、吉田戦車に先行する才能として、今は忘れられがちなふたつのギャグ漫画家の名前を思わずにはいられない。 (「西の巨人」いしいひさいちは、ちょっと別格とさせてください) いがらしみきお(『ネ暗トピア』等)と、なんきんである。 彼らふたりがいなければ、吉田戦車に代表される「不条理4コマ・ムーブメント」は起こり得なかった、と個人的に思っているのです。 いがらしみきおは、『ぼのぼの』で大きな商業的成功を収め、『I (アイ)』のようなシリアス長編でも評価されていますが、もともとは「とんでもなく破壊的な4コマギャグ漫画家」だったのです。 そして、なんきん。 素晴らしく先鋭的、まさに「シュール」でキュートな4コマギャグを発表し、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』や『ポンキッキーズ』に絵柄を提供するなど、一部に熱狂的なファンを得た稀有な才能なのですが、なぜか漫画シーンからは早々に姿を消してしまいました。(WAHAHA本舗とか、ご本人はずっと活躍中ですが) 自分は『ネ暗トピア』と『変態性低気圧』が大好きだったので、吉田戦車が登場してきた時に、「ああ、ついに“この新たな流れ”の決定版が現れたぞ!」と、すごく嬉しかったし、納得感が強かったんですよね。 今は、ギャグ漫画不遇の時代だと言われます。 それについて細かく考察していくことは、このクチコミの趣旨と異なると思うので控えますが、「いがらしみきお」と「なんきん」が4コマギャグを描かなくなったということが、その手がかりになるのではないか、と思っていたりしています。 まあ、そんな面倒くさいことは置いておいたとしても、なんきんの漫画は、超ステキですから、現在の読者にもぜひ読んでいただきたい! 手に入れるのは大変だと思うけど!

(とりあえず)名無し
(とりあえず)名無し