38歳、独身、カメラマン――― デジタルカメラの台頭と共に、彼の仕事は確実に少なくなっていた。そんな折、叔母から進められたのは僧侶になる専門学校に通うことだった!! 「たった一年、夜間の専門学校に通うだけでいいんだから!」甘い誘いに乗り、関東仏教学院に向かった彼が出会ったのは…!?
坂田ジュニアゴルフジュク始まって以来、一番の落ちこぼれ塾生・鈴木みやり。身体能力がずば抜けているわけでもない。ゴルフセンスがあるわけでもない。みやりは、ただ球を打ち続けるしかなかった。風の日も。雨の日も。雪の日も。高熱があっても骨折をしても練習場に通い続けた。しかし、どれだけ努力をしても努力と結果の繋がらない子だった。それでも、みやりは目を輝かせ、笑顔を絶やさずに「ゴルフは私の宝です!! 目標はプロゴルファーになることです!!」と大きな声で答えるのだ。一途さだけでは生きていけないゴルフの途に少女みやりは人生の総てを捧げる。
汗と涙と感動と……!! 高校野球のイメージといえば、やっぱコレ!! でも、それってあくまで高校野球の主役である球児達のお話。監督ともなると、地縁や血縁、OB会に父母会と、とかく“しがらみ”がついて回る。そんな、“高校野球の監督”を職業に選んだ男の、熱く、切なく、そしてとってもサラリーマンな、まったく新しい高校野球漫画が今、始まる!!
▼第1話/田宮FAす ▼第2話/田宮登板す ▼第3話/田宮深慮す ▼第4話/田宮挑発す ▼第5話/田宮困惑す ▼第6話/田宮脱帽す ▼第7話/田宮激振す ▼第8話/田宮懐柔す ●登場人物/田宮豊(リーグを代表するベテランリリーフエース。突然のFA宣言により、弱小球団のセネタースに移籍)、高橋猛(セネタースの二軍捕手。キャッチングに光るものがあるが、リードはいま一つ)、清家弘(セネタースの正捕手。四番を打つチームリーダー) ●あらすじ/球界ナンバーワンの抑え投手、田宮豊が突然のFA宣言。その裏には、球団が監督に対して行った不義理な仕打ちへの反発があった。彼が選んだ移籍先は、ダントツの弱小球団・川崎セネタース。新天地での活路を見出すべく、早速、新たな女房役を探す田宮だが!?(第1話) ▼この巻の特徴/田宮は新たな女房役として、二軍捕手の高橋を大抜擢する。この高橋、キャッチングは一流だがリードその他はいまひとつ。高橋を一軍に呼び寄せ、リードの大特訓を始める田宮だが!? ●その他の登場人物/古旗(フライヤーズの正捕手。かつて田宮とバッテリーを組んでいた。冷静な性格)、慶喜(ギガンテスのスーパールーキー。リトル時代の高橋の後輩)、村野(フライヤーズ時代の田宮の恩師。フライヤーズを退団後、シーガルズの監督として球界に復帰)
主人公はカタログに掲載される商品などの写真を撮る「物撮り」を専門にしたフリーカメラマン。職人的な仕事ぶりで腕はあるけど、デジタルカメラの台頭で仕事が減り始めていた。そんなところに叔母から田舎のお寺を継がないかと話を持ちかけられる。仏教のことなど何も知らない主人公だったが、これから先のカメラマンの仕事にも不安があったので、僧侶になる専門学校に通い始めることにした…。 主人公が通うことになったのは関東仏教学院は築地本願寺に実際にあるらしい。年齢も境遇も様々な人が学んでいて普通の学校とは雰囲気が違うのが面白い。ストーリーとしては難しい仏教の話はあまりなくて、クラスメイトとの人間関係とか恋愛を通して、主人公が仏教と向き合うようになっていくって話かな。でもいい意味で大人向けの漫画だと思った。原作担当の永福一成さんが僧侶をされてるって初めて知りました。