怪奇・ミステリーマンガの感想・レビュー3335件<<2930313233>>すごく怖い。とにかく怖いカラダ探し 村瀬克俊 ウェルザード名無しとにかく怖い漫画です。 過去一番怖かったかもしれません・・・ グロいのが苦手な人、想像力が豊かな人はおすすめできません。 怖いものみたさの気軽な気持ちだと心に傷を負うかもしれません。 紙とペンでここまで人間の心を揺さぶることができるなんて漫画は素晴らしいと痛感しました。 もっと絵が下手だったら、ここまでグロく感じないのかな。。「月光」感想月光 ウチヤマユージニーナなかなか攻めた題材を取り上げているにも関わらず、このやけに清々しい読後感は一体何なんだろう(笑) 今回ウチヤマ作品を初めて読んだが、話の構成が上手い作家さんだなぁと思った。思いがけず良き一冊!コナンファンとしては・・・・名探偵コナン 犯人の犯沢さん 青山剛昌 かんばまゆこ名無し名探偵コナンファンとして、読まずにいられないと思い、先日読了しました。 トラウマになるぐらい怖かった、真っ黒な犯人が主人公です。 今のコナンは何をやっても人気が出るという、スターマリオ状態なのだろうなと思います。 個人的には、犯人は怖いままでいてくれた方が、本編に支障が出ない気がします。 最近のコナンでは怖い事件は全然起きないので、良いのかもしれません。 昔はとにかく怖かった。。。将棋×ミステリー×ヒューマンドラマのコミカライズ #1巻応援盤上の向日葵 雨群 柚月裕子兎来栄寿2018年に本屋大賞で2位となり、NHKで連続ドラマ化もされた名作のコミカライズです。 作画を手がけるのは雨群さん……って『麻衣の虫ぐらし』などの雨がっぱ少女群さんじゃあないですか!! 『ぼくたちの離婚』に引き続いての原作付き作品コミカライズですが、これだけ描き分けられるのが凄いです。あとがきマンガによると『麻衣の虫ぐらし』の方をかなり無理して描いていたそうで、しかも本当は前作で漫画家を引退する予定でありながらも本作を諸事情で最終作にする予定だとか。 これで終わりになるのがあまりにも勿体ないと思うくらいに、このコミカライズが素晴らしい出来栄えです。主人公たちはもちろんのこと、敏腕刑事の石破であったり端役の老人たちであったり、歳を重ねた人をしっかり魅力的に描き分けています。 ピンポイントですが、特に仙台の佐々木喜平商店の奥さんの表情の絶妙さはあまりにも素晴らしいので見て欲しいです。表情でこれだけ魅せられる人はなかなかいません。 本作は将棋がストーリーに密接に関わり、大きな謎が軸としてありながら、もうひとつヒューマンドラマとしての側面があります。雨群さんの絵の説得力が、作品の持つ世界観とも絶妙にシナジーを生み出しているのです。原作の評価もあり物語の面白さは保証済みですが、そのコミカライズとして本当に最適な人選であり担当編集さんは良い仕事をしたなと感じます。 将棋、ミステリー、ヒューマンドラマ。ひとつでも興味があれば読んでみることをお薦めします。 怖すぎる、怖すぎる、怖すぎる!カラダ探し 村瀬克俊 ウェルザードユーカリもうなにこれ、読んだこと後悔するほどめちゃくちゃ怖いんですけど!!! 軽い気持ちで夕方から読み始めてしまって、そのあと夜から外出の予定があり、本当に後ろ振り返れなかった…。でも怖いだけじゃなくて絵も綺麗だし、テンポが良いストーリーに引き込まれる。人気なだけあって面白い。原作小説の方も気になる。 結末がわからないと怖いのでとにかくはやく全部読みたいと思います!女の子のアゴ尖ってる。サタノファニ 山田恵庸名無しジョジョの絵がやっぱりダメで、漫画はスケベでムフフがマストと言う考えの持ち主はハマると思います。 ジョジョのスタンドっぽい設定で、可愛い女の子のムフフが満載です。 グロさもあるので苦手な方は要注意。 絶対に悪くない主人公が無期懲役になってしまうという、この世界線の司法には疑問を感じます。 物語が重い...でも凄く惹かれるものがある十字架のろくにん 中武士竜starstarstarstarstar_border宮っしぃ小学生の頃にクソ悪ガキ達に虐められ、結果的に家族も殺された主人公が成長して復讐する物語 拷問や周囲の無関係だった生徒達も巻き込まれていくのは痛々しくて辛くなる様な内容だが、イラストのタッチもあいまって、迫力がありかなり惹かれる内容になっている 復讐シーンの迫力は必見なので、痛いのダメな人でなければ読んでおいて損は無い作品 最高学府の闇に抗うサスペンス #1巻応援アカデミックSOS まつかわ兎来栄寿大学を舞台にした作品は数多くありますが、大学というアカデミックな場で現実的に起こっているリアルな問題をメインテーマとして扱っている作品は珍しいです。 本作では、大学の金銭的な問題や歪なパワーバランスによって生まれる闇の部分が描かれます。最高学府といえども、経営や研究を維持していくためには先立つものが絶対に必要です。そして、大学における研究はときに莫大な富を生む原動力となります。そこで動く金額の大きさやそれに付随する諸々は、望まずとも腐敗を招く要因となり得ます。また、閉鎖的な世界では一部の者の権利が不当に強くなることがままあります。そして、普通では有り得ないことも起こってしまい、あまつさえそれが闇の中に葬られてしまうことも。 そうした闇に対して、主人公が立ち向かうという構図はシンプルで共感しやすくなっています。大学というピンポイントな場所での出来事を扱ってはいますが、似たようなことは世界でたくさん起こっており、またこの作品で苦しんでいる人と同じ苦しみを持つ人もたくさんいることでしょう。「アカデミックハラスメント」というと難しそうと感じるかもしれませんが、多くの人にとっては想像以上に解りやすいエンターテインメントとして楽しめるはずです。 この作品の最大の美点は何よりも非常にテンポが良いことです。第1話からその良さが存分に出ているので、まず1話だけでも読んでみてください。1話で大きな目標が掲げられるのですが、そこで強く主人公に感情移入させられることで話に乗っていけます。サクサクと話が進んでいくのですが、しっかりと1話ごとに見せ場も強い引きも作られていて素直に「面白い!」と思える作品です。 実写ドラマ化なども非常にやりやすく映えるでしょう。作画こそまだ初々しさが出ていますが、キャラクターの魅力やマンガ力などもっと大事な部分の力量を感じる作者さんですので、今後も楽しみです。ある意味1番可愛そうなのは三木涼太マザーパラサイト 佐藤洋寿starstarstarstarstar_borderあいざっく元々施設育ちで、母親の愛情というものに飢えている三木涼太。 一見したら賢くて良い子の彼ですが、 彼が先々で出会う「母親」を採点して、見切りをつけたら殺そうとするなど、大分歪んでいます。 作中に出てくる「母親」達も各々に歪んでいて、(まともな人もいますが) 「本当に良い母親とは?」ということも考えさせられます。 主人公の三木涼太は、 自分が優位に立って相手 (母親) を選んでいると思っていると思うのですが、 本当は寂しくて愛情に飢えている1番可哀想な子だなと思います。 形は違いますが、 プライドが高く愛情に飢えている三木涼太に共感する部分もあったり。 少しやりすぎな設定というか描写もありますが、 親子のあり方などについて共感したり、色々なことを考えながら読める、 読み応えのある作品だと思います。人生について考えさせられる人生最大の失敗 野原広子starstarstarstar_borderstar_borderこめつぶ育児は大変ですし、旦那さんも仕事は大変です。 大変な自分を助けて欲しい。けど夫婦で話し合うことができなかった話です。凄く共感する部分もあり、結婚生活のリアル感が凄かった。 結婚が失敗だったわけでもなく、離婚が失敗だったわけでもない、誰もが人生を自由に設計できるのだと思わせてくれる作品でした。 警察官と極道が手を組み、大金を狙う!!正義と極道 市川マサ名無し※ネタバレを含むクチコミです。これまでのジャンプ像とはかけ離れたマンガチェンソーマン 藤本タツキユーカリけっこう汚い表現も多いし、グロい描写も多い。人間としての生活環境が最低レベルの主人公。 上手く言えないけど、勢いがあって痛快な作風がすき。個人的に小難しい話がひとつのコマに書き込まれているようなマンガって何がどうなっているのか理解できなくて、途中断念してしまうことが多いけど、このチェンソーマンはサクサク読めて内容も理解できた。といっても単調で単純な物語と言ってるわけではないです。所々伏線が張り巡らされているので忘れた頃にちょうどよく伏線回収してくれて、わお!すご!ってなります。展開を知っていても刺激的ただ離婚してないだけ 本田優貴starstarstarstarstarゆゆゆ※ネタバレを含むクチコミです。 第二話へ続く!どく・どく・もり・もり 背川昇starstarstarstarstar_borderゆゆゆ※ネタバレを含むクチコミです。おもしれーコミュ症ぼっち×超美人Xジェンダー #1巻応援アンノウンカラー ゆめみつき兎来栄寿美麗な表紙絵に惹かれて見てみたら、『密かな花笑み』のゆめみつきさんの作品でした。となれば、内容もきっと良いものだろうと安心して購入できました。 大学デビューしようと気合を入れたらパンクな格好になってしまい、余計に人が離れていって失敗した主人公・未結花(みゆか)の残念ぶりが悲哀を誘いつつも面白い、「Xジェンダー美人とコミュ症ぼっちのプロデュースコメディー」(公称)です。 とにかくカタカナ語に弱い主人公で、 「カラバリ」→「カラアゲバリア?」 「ホカンス」→「ソーナン◯?」 といった具合。「メドゥーズピンク」も「ティント」もなにがなにやらわからない……! 挙げ句の果てには、コンパで 「好きなタイプは?」 と問われたら 「に…人間…?」 「ストライクゾーン広くない?」 となる始末。おもしれー女です。 でも、『ぼっち・ざ・ろっく!』のぼっちちゃんではないですけど、こういうコミュ症で陰な気質の主人公の方が現代では逆に強い共感の対象になり得そうです。 ゆめみつきさんの美しい絵が本作の魅力の大半を担っていると言っても過言ではないと思いますが、未結花の憧れの対象となる親戚のXジェンダー・千亜季(ちあき)がそれはもう睫毛もバッシバシで美しく美しく描かれていきます。相手役が男性なのか女性なのか、そのどちらの要素も感じさせながら判然としない、でもそれはそれでいいと感じさせられるのも現代的です。 千亜季にプロデュースされることで、少しずつかわいくなっていく未結花の成長ぶりも見所。素材が良い子は磨いて真価を引き出したくなりますよね。 コミックシーモアで先行配信されていた作品で、全8巻中の1〜5巻まで今週末に他の電子書籍ストアでも相次いで発売となりました。6〜8巻分は3/26発売予定となっており、最後まで楽しませてもらえそうです。 なお、ゆめみつきさんは一迅社の新レーベルであるコミックHOWLでの新連載も控えているようで、そちらも楽しみです。魔太郎がくる!!でおなじみの切人が主人公のスピンオフです!切人がきた!! 藤子不二雄(A)starstarstarstar_borderstar_border酒チャビンですが少しデザインが異なってますね。耳がゾウっぽいやつになっています。 本作では、同居することとなったいとこ(母の甥)の甘井と仲良くなって、ドジな甘井を助けてくれます。ですので、多少おしおきにブラックはありますが、読んでるとほんわかヒューマンドラマのようにも思えてきます。 藤子A先生のブラックものはまじで恐ろしい時があるので、年少者がいるご家庭では本棚に置いておくことが難しいのですが、本作であればセーフだと思います(多少おふろシーンとかがありますが)。ブラックを知らないお子さんがブラックを知る登竜門の1冊目としていかがでしょうか? 早く続き読ませてクジャクのダンス、誰が見た? 浅見理都starstarstarstarstarNano不思議なタイトル、少女漫画…?と何となく読んでみたら超本格サスペンスだった…いやもう1話から引き込まれた。めっちゃ気になる。なに?どういうこと??読み進めるほど謎が深まっていってページをどんどんめくってしまう。 作中にも説明あるように、タイトルの言葉本当にことわざとしてあるんですね。父の教えてくれた言葉に励まされつつもその真意を探っていく心麦…そして彼女を取り巻く大人たち。目が離せない。松風さんが個人的に好き。味方であってほしいな…。おまけ最高でした。終末世界でポジティブの極みゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ 麻生羽呂 高田康太郎starstarstarstarstar_border宮っしぃブラック企業に勤めていた主人公が、ゾンビが溢れて崩壊する世界でゾンビになるまでにしたいことを決め、ポジティブに日本を旅していく 仲間と出会い色々な場所でバカな事をしたりと、ネガティヴ要素満載の終末世界の中でもポジティブにやりたい事をしていくのは見ていて気持ち良さがある 笑い、出会い、別れなどなど、物語の起伏のバランスが良いので読んでいてかなり楽しめた ゾンビが溢れた時に真っ先に主人公が言ったセリフが、会社に行かなくていいんだ!は最高のつかみだった...テレビを作る人たちが体験した出来事を漫画化映像ディレクター越智は見た 柏葉比呂樹 越智龍太starstarstarstar_borderstar_borderゆゆゆ映像ディレクターさん一行が海外で体験した不思議 or 恐怖体験と、その地域にまつわる哀しい歴史やミステリースポットのお話です。 その地域にまつわるお話については、漫画で描写しきれなかった分が裏話風に各話の最後に、テキストでまとめられています。 漫画に登場するキャラクターは、ほんこわ(本当にあった怖い話)漫画あるある、実在人物が美化されているのだろうイラストです。オタク風の太ったおっちゃん設定の人を含めて、みんな美形です。 怖くてグロいシーンもありうる「怖い話」なので、そこくらいは美しくなければ、読み続けるとしんどくなるのかもしれません。 ちょっと苦手だったので私の評価は低めですが、Kindleでは高評価ですので一般的にはおもしろい怖い話体験漫画なのだと思います。 透明人間たちによる異能力バトル漫画スケルトンダブル コンドウ十画ユーカリスケルトン能力を持っていても透明人間同士は見えるようなので、それって意味あるの?と正直思ったけど、そこからスケルトンたちの異能力バトルが始まっていきます。単純に面白い。 主人公は始めのうちは自分の異能力を知らないんだけど、知らないなりに色々な戦略を立てて戦ってみる。きっと今後見どころになりそう。 ただのバトル漫画ではなくて、シリアスサスペンス要素もあり。今後のストーリー展開が楽しみです。いろんな意味で怖い!出禁のモグラ 江口夏実starstarstarstarstarこめつぶ鬼灯の冷徹が大好きだったので、新作楽しみにしていました! もーまず表紙が最高です。 いろんな意味で恐怖だけどやっぱり面白い。 シビアでブラックだし、、、地獄の話より重かった。 相変わらず、出てくるキャラクターが魅力的かつ、絶妙にツボをついてくるデザインが癖になりますダーク&ブラックなホラー短編集ブラック・テラー 三堂マツリstarstarstarstarstarハーシーヤバいバッドエンドから、ほのぼのするものまでバラエティ豊か。 私が一番好きなのは、ヤバいバッドエンドの作品(笑) リアルな絵柄ではないけど、少々グロ要素もあるので苦手な方はご注意を。 ネタバレというか… ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 本気で怖いのは2作くらい? 怪談的な雰囲気ではなく、洋画のサイコホラーのような感じ。 ナニワ金融道ってまだやってんだナニワ金融道的な日常 青木雄二プロダクションかしこ桑田さんが主人公のスピンオフです。桑田さんって羽振りがいい人だと思ってたけど、団地住まいの庶民派なんですね。子供4人に愛人もいるからお金かかるのかな。肝心の内容的にはつまらないのラインをギリギリ抜け切れてなかった気がする。私が桑田さんのこと別に好きじゃないからそう思うのかも…。 なぜか灰原だけ似てなかったけど、全体的に青木雄二タッチの再現度はすごく高かった。令和になってもあのいかがわしいネーミングセンスの看板を背景に描いてくれることは高評価したい。「「僕は何人殺しましたか?」」感想「僕は何人殺しましたか?」 DEED 麦野ミノルニーナ2巻まで読了。「僕は何人殺しましたか?」は12人の女性を殺した獄中の連続殺人鬼が面会者達に最初に投げかける質問だ。 ここで答えを間違えると面会は即終了。つまり会話を続けるかどうか、ふるいにかけられるという訳だ。いままでクリアした者がいない中、ひとりの男が面会に現れて…といった始まりだ。 読んでいてワクワクする、と言ったら不謹慎だろうか。先の展開が読めず、あっという間にイッキ読みしていたわ。<<2930313233>>
とにかく怖い漫画です。 過去一番怖かったかもしれません・・・ グロいのが苦手な人、想像力が豊かな人はおすすめできません。 怖いものみたさの気軽な気持ちだと心に傷を負うかもしれません。 紙とペンでここまで人間の心を揺さぶることができるなんて漫画は素晴らしいと痛感しました。 もっと絵が下手だったら、ここまでグロく感じないのかな。。