ボンボン坂高校演劇部

正太郎の恋路は如何

ボンボン坂高校演劇部 高橋ゆたか
ゆゆゆ
ゆゆゆ

主人公の正太郎が入学早々一目惚れしたあの女の子。 やつれるほど気になっていたら、ついに遭遇。 追い掛け追いついた相手は、彼女とは程遠い存在の演劇部部長。 体は男、心は女という部長に熱狂的に迫られ、一目惚れした子には部長とデキてると勘違いされ… 家族で読んでいた覚えのあるギャグ漫画です。 すらっとした美男美女の等身イラスト、コメディ展開のときのデフォルメイラスト、それからデフォルメ状態が通常営業の部長。 絵柄だけだとギャグ漫画には思えないのに、ギャグ漫画です。 当時の自分には概念がなかったのですが、今で言うところのラブコメです。 よく考えたら、ハーレム系です。 にぎやかな雰囲気の漫画だったせいもあり、最終回はどことなく寂しかった覚えがあります。 最終話、一番最後のコマは 「今日も時計坂高校の鐘はボーンボン」 みたいな文章で終わっていたような気がして、それが寂しさを増していたなと思って調べてみたら、本誌の煽り文句でコミックには載っていない文だったようです。 ちなみに、最終回はちゃんと恋路に決着がついているので、安心して読んでみてください!

楠木さんは高校デビューに失敗している

陰キャ同士が高校デビューを頑張る話

楠木さんは高校デビューに失敗している みいみつき
六文銭
六文銭

主人公は中学時代、陰キャゆえの不遇をうけて、その悔しさから高校デビューをはかり、結果、高校ではクラスカーストの中位程度(なんだその表現)の友人ができるなどある程度成功する。 そんな中、クラスにいる学年一の美少女が、実は同じ中学で、しかも同じく中学まで陰キャだった楠木さんだったという話。 楠木さんも高校デビューをはかり外見が変わるも、その容姿に惹かれる男性からは一定声がかかるが、中身が昔と変わらず陰キャコミュ障のため、ひとりも友達ができていない状況。 男性にちやほやされているから、女子からは疎まれる始末。 そこで、ある程度高校デビューが成功してそうな主人公に助けを乞うという流れ。 楠木さんのコミュ障解消のため、一緒に昼ごはんをとったり、一緒に帰ったり、夜電話する関係になる。学園一の美少女と。 なんだ、その羨ましい状況! と血涙しそうですが・・・自分自信も高校はそうだったので、誰も知らない環境にいって自分を変えたい願望はよーくわかります。 だから、主人公も楠木さんの気持ちもよくわかるので、血涙までは我慢しました。 しかし、楠木さんが可愛いすぎる。 ちょっとおどおどしている感じも、天然っぽくヌケている感じも、狙っていない小悪魔な発言も!(添付画像参照。夜は電話をしただけです。) この2人の関係なかなかいい感じなので、ずっと眺めていたくなる。 今後どうなるか楽しみな作品です。