4コママンガの感想・レビュー584件<<678910>>愛情がヒシヒシと伝わってくる。かのんとぱぱ おーはしるいPom かのんとパパ、お母さんを早くに亡くして二人で頑張ってる姿に、応援したくなる。 もちろん、周りの支えもあってこそなんだけど。 年頃の娘と真剣に向き合ってて、努力しているパパの姿もかっこいい。当たり前のことって、当たり前じゃないって感じる。 そして、自分が思った以上に話が深くて、よし私も頑張ろうって思えて、心に響く作品でした。なぜか冒頭だけ読んだことがある漫画おりんちゃん 川島よしおnyae先日、ひょんなことからこの作者が気になってなにか読んでみようかと思ってこの「おりんちゃん」を試し読みしたら、冒頭の数ページだけ読んだことがあったという、超偶然。よく見たら単行本の表紙にも見覚えがありました。ただ、何年前に読んだか、なぜ読んだか(冒頭しか読んでないことから単行本を買ったわけではなさそう)がまっっったく思い出せません。 それもあり今回全2巻読んでみました。正直感想が難しい。赤ちゃんが喋り、その母親が全く喋らないというシュールな設定のコメディですが、思い切りギャグに振ってるわけでもなく、独特な世界観です。でも確かにこの漫画の単行本が出た頃、こういうシュールな設定の漫画を好んで読んでいた時期があったんですよね。なので少し懐かしい気持ちにはなりました。 人情的な要素もあるので、いまとても孤独を感じている人が読むと、泣いちゃうかも、しれない、し、泣かないかも知れない。そんな感じ。ファンシーな脱力系4コマけんけん猫間軒 梶原あやstarstarstarstarstarひさぴよ昔ガンガンで連載してたシュール&脱力系4コマ漫画。ハリガネのように細長い手足や絶妙なバランスで構成された丸っこいキャラたち。梶原あや先生の描くキャラは本当に可愛くて、線そのものの可愛さというか、どれだけ見ていても飽きないですね。ゆるくてかわいい上にギャグも面白く、時代を経ても古びない良さがあると思います。人生とりあえず登るしかないもんね人生山あり谷口 谷口菜津子野愛生きるっていいことばっかりじゃなくて、めちゃくちゃ頑張って疲れてボロボロになってなんとかたどり着いた先にあるものがめちゃくちゃ素晴らしいとも限らない。でもまあよかったような気がするなあ楽しかったっちゃ楽しかったかなあ、みたいなことの連続だ。 それでも一度幸せを味わってしまうと、また味わいたいって思ってしまう。 谷口先生の人生も登山もまさにそんな感じ。 辛いことが重なって眠れなくなって、でもなんでもない顔をしながら舐めすぎなくらいの軽装&無知で山に登る。 もう二度とやりたくない!って思ってもいいはずなのに、周囲の人を巻き込みながら知識を身につけながら再び山に登る。 なんでも面白く作品に昇華できちゃう谷口先生だからできることかもしれないけれど、登山って人生だなあなんて思ってしまった。 イラストらしくデフォルメされてるのに妙に生々しい自然、くだらない日常会話の中に見え隠れする人間讃歌、生きるとはなんと辛く馬鹿馬鹿しく幸せなことか。 共に山を登るメンツの豪華さも霞むくらいに人生とは何かが描かれています。でも霞まないくらい豪華です。 人生って面白いね。 毎月楽しみにしていました。鈴木さんのたてがみ 真右衛門ナベテツライオンの鈴木さんがリストラされ、そこから始まる尊厳を失いながら描く家族のワイルドライフ。 文明と自然を少しシニカルに描く4コマですが、このテンポが大好きでした。 掲載時、毎月楽しみに読んでおり、単行本化を待っていたのですが、紙で出版されず、電子書籍で読めて嬉しいタイトルでした。 笑える4コマを探している方は是非。 #マンバ読者会黒光りするアイツ…!!ピカリちゃんはなかなかしなないっ! 三部べべstarstarstarstarstarウマタロhttps://manba.co.jp/topics/36853 このクチコミを見て、「ピカリちゃんはなかなかしなないっ!」という漫画があったのを思い出した。あらすじに“世界初”とあるけども、それ以前に「害虫女子コスモポリタン」、そして「ごきチャ」という先駆者がいた、というツッコミを入れておきたいのはさておき、これ系の作品は最初から圧倒的な好感度マイナス状態から始まるわけだがGを限りなく萌化させたルックスと妖しげな動きの合せ技で、なかなかどうして可愛く見えてくるから不思議だ。まぁどう見繕っても元はゴキブリなんだけども笑。ゴキブリに関する豆知識を披露してくれる、おバカギャグだけでないマジメな一面もあり。ピカリちゃんが飲食店に居候しているのが何かと気にかかる部分だが、設定が屋外なら尚良かったかなあ。ずっとファンでした月刊少女野崎くん 椿いづみstarstarstarstarstarNano佐倉千代16歳。 好きな人に告白したらサインをもらいました!? 千代がずっと好きだった野崎くんはなんと少女漫画家だった!! めちゃ面白い!4コマでさくっと読みやすい。 キャラクターみんな個性豊かで読んでて飽きない。 私は堀先輩と鹿島くんの関係がだいすこです。 アニメもよかったな…二期待ってる…。 かわいいだけじゃいられない、かわいい女の子たち彼女は宇宙一 谷口菜津子starstarstarstarstar野愛意地悪だったり不器用だったりわがままだったり、かわいいだけでは生きられない一生懸命な女の子たち詰まった短編集。 ファンタジーやSFチックなお話もあるのに、どの女の子もめちゃくちゃリアルでその辺にいそうです。 身近にいた場合は仲良くなれなさそうな感じも含めて好きです。みんなかわいい。 いちばん好きなお話は『カロリーファイターあいちゃん!』 地球に現れる怪獣を倒すために、たくさん飯を食って巨大化して闘うヒーロー・あいちゃん。 あいちゃんが地球を守ってくれてるから平和に暮らせるのにクソ人間どもときたら、露出多めで闘うあいちゃんの画像を晒してエロいとかブスだとか言ったりするし、あいちゃんの彼氏はDV野郎だし、人生ってうまくいかないね! っていうのをポップに明るくハッピーに描いてます。 あと『ランチの憂鬱』はスクールカースト×家庭環境×女の子の友情を描いた作品なので、まさに今バズりそうだなと思いました。 かわいい女の子に振り回されたい人はぜひ読んでみてください。特撮JK拘り強すぎ! #1巻応援ニチアサ以外はやってます! 猫にゃんあうしぃ@カワイイマンガ----- ★特撮好きさんへ ----- 登場人物名をご覧下さい。 ●海城あかね ●本郷苺 ●早田唯 ●芹沢博見(部長) さあ、この作品の特撮愛、伝わりましたよね?読んでみて下さい! ----- ★その他の方 ----- ここからは普通にクチコミ書きますね。 特撮作品研究部の女子高生四人が、特撮作品を作ろうと奮闘する物語。そこには様々な特撮愛があるのですが、面白いのは特撮好き同士が、必ずしも仲良しこよし、ではないところ。 造形の先輩と音響の後輩は解釈違いでいがみ合いながら、愛がある事で繋がれるケンカ百合。顧問の教師は特撮を愛するのに何故か敵対する。そこにあるのは、強すぎる拘り。 しかし初心者が受け入れられるのは良い感じ。身体能力が高い初心者は、カッコいい事をやりたいという強い思いがある。それを掬い上げる仲間達は、互いに熱を伝え合う。 制作に邁進する四人。特撮の制作や特撮愛について、熱いものが読める。絵柄のガチャガチャ感が楽しさとカッコよさを増し、そしてキックが美しい!情動がガバガバになっていく様子も熱さを増す。特撮ファンは絶対楽しいし、百合ファンとしてはちょっと変わった関係性構築が楽しめる作品です。きらら初期の人気作姉妹の方程式 野々原ちきサミアド野々原ちき先生の代表作です。 トリコロのような看板レジェンドではないものの、まんがタイムきらら草創期を支えた中堅作品です。 長女 クール系JK 猟奇小説家 次女 体力系JK 三女 オタク腐女子JC 四女 節約主婦系JC 両親を亡くした4姉妹の楽しい日常4コマで、秋月りす先生の「かしましハウス」の影響を受けていると言われています。読み心地は荒井チェリー先生の三者三葉などと近く、実際『ずんだもち姉妹』として荒井先生と一緒に同人活動もなさっていました。 きらら系らしい目の大きさと顔の横長さが気になりますが、キャラは可愛いし安定した面白さがあります。来々軒の息子(悪魔)と次女のカップル?が好きです。 この作品の後は連載がどれも短命…正直、個人的にも姉妹の方程式が1番好きでした。 今はあまり漫画を描いてらっしゃらないみたいで寂しいです。もっとメジャーになる可能性があった作家さんだと思っています。 大喜利強そうだし実際強い人の漫画ゆかいなあつまり ジョンソンともゆき野愛大喜利はフリからオチまでが一瞬なので好きです。ぼーっとしてても楽しませてくれるので授乳のようなお笑いだと思ってます。 ゆるくてかわいくてセンスバチバチに感じる4コマ漫画も好きです。大喜利強そうなので。 作者のジョンともさんは大喜利強そうというか、大喜利強い人です。こんにちパンクールというYouTubeチャンネルで大喜利の猛者達と大喜利やってるめちゃつよ大喜ラーです。 1コマ漫画も4コマ漫画も一瞬でニヤニヤさせてくれて大好きです。可愛らしい絵で癒されるけど、ちゃんと面白いし強いです。 https://twitter.com/tomo_yuki2525/status/1512023127903154177?s=21&t=o8PU-dBKsdGmOvGWrEah2wゴマフアザラシを中心にした海の世界。#1巻応援もちごま momiPom 水族館でなどで良く見るアザラシの名称が、ゴマフアザラシだとこの漫画で知った! ずっと、ゴマアザラシと思っていました。ごまちゃんの印象があるからですかね。。 一つ、勉強になりました。笑 癒される〜と思って読んでた四コマでしたが、やはり自然界厳しい。シャチや熊にパクッと食べられている。 可愛く丸っこく普通に描かれてる所がまた怖さを増している気がする。 生きるためなんだよな。 1巻で終わりだけど、もう少し海の世界を読んでみたかったな。蛙のくせに色気あるおっさん蛙のおっさん 島袋全優野愛蛙のおっさん、もっと陽気なおっさんかと思ってました。 咥え煙草で怠惰な生活スタイル、落ち着いてるように見えて意外とセンシティブ。蛙のくせにちょっと色気を感じます。こんな気持ちはじめて。 蛙のおっさんというめちゃくちゃ強いキャラがいるのに、ごく普通の人間であるユキオとお母さんからもエッジの効いたギャグが飛び出すのがいいですね。 ユキオの鞭使いに夢中になるいじめっ子が地味に好きです。悪いことすると人生狂うんですね。 やっぱり全優先生の漫画は面白いですね。好き。 朝食ビールめっちゃやりたい夜明けのふたりごはん 湖西晶野愛ルームシェア中の女の子2人が一緒に朝食を食べるだけのお話。 明るい窓辺でゆったり朝食なんて優雅で健康的に思えますが、昼夜逆転の小説家・ほたる×夜勤専門の警備員・すばるの2人なのでビール飲んじゃうんですよね。最高。 これから会社や学校へ向かう人たちを眺めながら朝からビール飲んで眠くなったらそのまま寝ちゃったり。 昼夜逆転生活は大変そうだなと思っていたけれど、すばるとほたるを見ているとうらやましくなっちゃいます。 トーストでもパンケーキでもお茶漬けでも潔くビールを飲んでいるので、見てる側もビール飲みたくなります。 夜勤明けの解放感と朝からの背徳感、2人でいる安心感があれば合う合わないは関係なく美味しいし楽しいんだろうなあ。おしゃれかわいい大喜利もしもアンテナ ヨシダリュウタ野愛ゆるいし癒されるしかわいい。でもしっかり面白い。 インターネット的というか大喜利的な面白さが好きなひとは絶対好きなやつ。 「もしも◯◯だったら」「こんな◯◯は◯◯」とかそういうのをひっそりコツコツやってきたひとの面白さ。ほら面白いでしょ?じゃなくて、こんなんできましたけど〜的なスタンスの面白さ。 おしゃれかわいいくて面白いけど鼻につかない大喜利のうまさ。ロングコートダディの堂前さんとか好きな人は好きかも。いつもそこに、アートと笑顔があった(最終巻オビより)GA 芸術科アートデザインクラス きゆづきさとこサミアド『G.A.(ギャラクシーエンジェル)』ではなく 『GA(芸術科アートデザインクラス)』 楽しい学園生活4コマです。 芸術トリビア、芸術あるあるネタ、コントみたいな掛け合い、予測不能な展開、豊富なネタや伏線、癒し系のオチなど見所いっぱい。 イラストレーターでもある作者さんの彩色イラストは超綺麗で 美術系作品という事もあり遊び心が満載。 『棺担ぎのクロ。~懐中旅話~』の淡い絵も良いですが 個人的にはGAの ポップで元気でカラフルなイラストが好みです。 単行本はオマケ4コマが収録されていて 裏表紙やカバー下も面白いです。 そしてカラーページはカラーで収録!豪華!芳文社偉い!!良くやった!!! 不思議ロボ:キョージュ みんなの姉貴分(同学年):ナミコさん 爆才(災)ロリータ:ノダ 名前不詳の俺っ娘:トモカネ 地味だけど実は中心:二月ちゃん の主人公5人は勿論、 先生達や途中加入の美術部メンバーも個性的な良いキャラばかり。 凄腕作家が魅力的なキャラクターを素敵に描いた面白漫画 それがGA ! 基本的にアシスタント無しで1人作業だったそうです。こだわり凄い。 注意点。 ネタが詰め込まれているので字が小さく、電子書籍では読みにくい部分があります。 キャラが多く人間関係や伏線を覚えている前提のネタもあるため、いきなり途中だけ読んでも?になる可能性があります。 セリフや絵で全てを説明せず、4コマのタイトルやそれまでの流れから『察してください』的ネタもあるので、漫画を読み慣れない人にはわかりにくい話があるかもしれません。 きらら系の目が大きいキャラに抵抗感がある人にはとっつきにくいかも…。 色々書きましたがド名作です。コメディとして面白いし、アートしてるし、この漫画らしい余韻を残した爽やかなラスト。未読の方にオススメしたい大好きな作品です。 ※完結後に発売された画集も大満足の内容です。 90%実話らしい90年代のフィリピンの実態ココ・ロングバケーション 近藤令さいろく今でもデンジャーな香りがする東南アジア諸国、日本人からそう見えるのは90年代のイメージが強いからではないか。 私はいわゆる安旅行でタイの僻地やマニラなんかには行った事があるものの、物騒なのは間違いないし危ない目にも実際合う可能性はあった。といっても4〜5年前の話なので本作の当時の「錦糸町は危ない(フィリピンパブが)」という認識はもはやなかったし、描かれているほど引ったくりがいるイメージもない。 この20年ぐらいで変わったところなのかなーと思いながら読んでいた。 読了後に90%実話、というのを知りちょっと驚いているが、妙にリアルさはあったのでそういうことかと納得。 貧国の貧困層がどうやって生きていくか、その選択肢にある日本への出稼ぎという実態は、出稼ぎしてくる彼女たち本人の目にどう映っているのだろう。意外な終わり方をする自虐の詩 業田良家starstarstarstarstarかしこ一応ギャグ漫画なので幸江に不幸なことが起これば起こるほど面白いんですが、最終的にはそんな幸江が誰よりも幸福な人なんじゃないかと思えるようなどんでん返しがあり、それまでの面白いが感動に変わります。珍しい?父と子のほのぼのエッセイ#1巻応援父と子 あさやみのる六文銭ツルゲーネフのそれではなくて、父と子の日常を描いたほのぼのエッセイです。 自分自身父なのと、家族のエッセイは沢山あるのですが、父親と息子の構図って珍しいなと思い読んでみました。 そして、すごく癒やされました。 最初、父と子なので父子家庭だったらどうしようとビクビクしてましたがーなんというか、母親がいない、それでも気丈にふるまう子供(特に男の子)の姿って、それだけで切なくないですか?ーお母さん海外にいるだけなので安心してお読みください。 息子(はーちゃん)を想うお父さんの姿と、はーちゃんのお父さんの好き具合がタマらないです。 また、お父さんが無口なのもいいですね。 言葉の代わりに、きちんと行動や態度で愛情を示しているのが、ぐっと伝わってきます。 同じ年頃の子を持つ父親は読んだ後、抱きしめたくなること請け合いです。 続刊あるのかわからない終わりかたですが、次の巻はお母さん帰ってくるのかな? 家族3人のやりとりもみてみたいなと純粋に思いました。 人間ならいけすかない 餓鬼ならかわいい丁寧な暮らしをする餓鬼 塵芥居士野愛丁寧な暮らしをSNSで発信だなんて背筋がゾワっとしちゃうんですが、餓鬼がやってると何故だかかわいいです。 綺麗な布とかガムシロとか割り箸とか大事に取っといてるのもかわいい。はりきってサイフォン式コーヒーメーカー買っちゃうのもかわいい。梅干してるのもかわいい。 これを人間がやってるといけすかないのに、餓鬼のガッキーがやってると人間味が感じられて素敵なんですよね。認知の歪み……ガッキーを通して自分の悪いところが見えてきます。 人の承認欲求に指差す前に自分の認識を改めなければ。 ビニール袋三角に畳んで心穏やかに暮らしたいと思います。誰もいなくなってしまった世界で…オンノジ 施川ユウキかしこある日突然世界で一人ぼっちになってしまった少女ミヤコのお話。基本的にはシュールなギャグ4コマ漫画なのですが、たまにミヤコが夜寝る前に絶望したり、そういうリアリティのある心理状況と非現実的なギャグのバランスがちょうどよくてクセになりました。初めから独特な世界観ですがフラミンゴになってしまった元少年のオンノジが登場してから更にそれが加速していきますね。今までに読んだことないような漫画だと思ったのと、作者さんもあとがきで語られていたように飛行機のシーンがとても印象に残りました。結婚という不思議な縁結婚しないと思ってた オタクがDQNな恋をした! カラスヤサトシ六文銭「モテないのではない モテたくないのだ!!」で、なんとなくこじらせた感じが、全俺に絶妙な共感をよんでくれたカラスヤ先生。 ご結婚するまでの経験をモリモリ書いた本作を興味深く読ませていただきました。 具体的には、合コン、お見合い、いわゆる婚活ですね。 それに加えて、自身の過去の恋愛話。 はては担当の女性編集者に男性紹介したり、伊藤潤二先生と対談したり、ちょいちょい脱線しながらも、基本は結婚までの恋愛エッセイとしてすすんでいきます。 特に面白いのが、奥様と出会いかた。 飲み屋で会って(しかも奥様、超遅刻してくる)、次の日に高尾山にいく予定があったカラスヤ先生は、なんとなく誘ったら軽くOKされて、そのまま家にきて、次の日も一緒に過ごして・・・気がづけば同棲しているという流れ。 ホントにあれよあれよで決まっていく。 これが妙にリアルなんですよね。 結婚する相手ってこういう感じなんだと思うんです。 結婚するまでは、ジタバタしたり、焦ったり、悲観したり、逆に開き直ったり、色々とあるんですが、ゴールする相手ってのは最初から決まっていたかのごとくスルスルっと収まってしまう。 カラスヤ先生も初彼女でこじらせてから、長年彼女もできず、陰キャでコミュ障だから結婚なんてできない!とずっと思っていたようですが、 そこからスピード婚(しかもできちゃった婚)という流れに。 ご本人が一番不思議がってましたが、自分の周囲の人も結婚って決まるときは一瞬だったりした様をみていたので、逆にリアルさを感じました。 結婚って、ホント不思議な縁だなと思います。 とはいえ、それまでは一見無駄だなと思ってもとにかく足掻くことが大事なのかなとか思いました。 チャンスはどこに転がっているかわかりませんからね。 癖が強くて面白い春菊 内田春菊名無し大半はナンセンスギャグだけど妙に真理をついてくるような話もある、短編集。やけにシーラカンスが出てくるんだけど、好きなのだろうか。クズとかわいいは両立できる! #1巻応援死神ドットコム 優しい内臓nyaeみたいなことを読んでてとても感じました。 この漫画を買ったきっかけはシンプルに「表紙の女の子がかわいい」だけだったんですけど実際に読んでみると登場人物がもれなく全員クズでびっくりしました。クズ度も面白さも読みすすめるほどに強くなっていくんですが、かわいさも変わらずずっと隣りにいてくれるんです。こんなにしっかりクズとおもしろとかわいいが共存してる漫画、少なくとも自分は初めて読みました。久々に表紙買いして「当たった」と確信した1冊です。全体的にはあっさりしてますが百合要素もあり、一部過激な人もいて、そのバランスも良いです。<<678910>>
かのんとパパ、お母さんを早くに亡くして二人で頑張ってる姿に、応援したくなる。 もちろん、周りの支えもあってこそなんだけど。 年頃の娘と真剣に向き合ってて、努力しているパパの姿もかっこいい。当たり前のことって、当たり前じゃないって感じる。 そして、自分が思った以上に話が深くて、よし私も頑張ろうって思えて、心に響く作品でした。